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当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

第百四十四師團 河北地區隊 西脇野村拠点Ⅳ その他の術工物

大東亜戦争末期、決號作戦(本土決戦)に備え和歌山市を中心に第百四十四師團が布陣、紀ノ川右岸一帯に歩兵第四百十五聯隊を主力とする河北地區隊が陣地を築城しました。
Ca 西から 西脇野村拠点Ⅳ(和歌山)
▲山中に遺る迫撃砲の掩体

【探索日時】
令和2(2020)年1月30日から随時
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第百四十四師團 河北地區隊 西脇野村拠点Ⅲ 機関銃穹窖

大東亜戦争末期、決號作戦(本土決戦)に備え和歌山市を中心に第百四十四師團が布陣、紀ノ川右岸一帯に歩兵第四百十五聯隊を主力とする河北地區隊が陣地を築城しました。
ウa 穹窖 近影 (2) 西脇野村拠点Ⅲ(和歌山)
▲和歌山市内の山中に遺るコンクリート製の機関銃穹窖(トーチカ、掩体)

【探索日時】
令和2(2020)年1月30日から随時

【発見日】
令和3(2021)年3月18日





今津駐屯地創立71周年記念行事

今津駐屯地に所在した2個戦車大隊ですが昨年度、戦車第3大隊が第3偵察戦闘大隊に改編、今年度を持って第10戦車大隊が第10偵察戦闘大隊に改編される事もあり、同地で74式戦車を見られるのも今回の記念行事が最後になります。
戦車中隊、小銃分隊により敵警戒部隊を撃破 (2)(今津駐屯地)
▲訓練展示の様子





第百四十四師團 河北地區隊 西脇野村拠点Ⅱ 機関銃穹窖

大東亜戦争末期、決號作戦(本土決戦)に備え和歌山市を中心に第百四十四師團が布陣、紀ノ川右岸一帯に歩兵第四百十五聯隊を主力とする河北地區隊が陣地を築城しました。
イa 穹窖 遠景 西脇野村拠点Ⅱ(和歌山)
▲和歌山市内の山中に遺るコンクリート製の機関銃穹窖(トーチカ、掩体)

【探索日時】
令和2(2020)年1月30日から随時

【発見日】
令和3(2021)年3月18日





第百四十四師團 河北地區隊 西脇野村拠点Ⅰ 機関銃穹窖

大東亜戦争末期、決號作戦(本土決戦)に備え和歌山市を中心に第百四十四師團が布陣、紀ノ川右岸一帯に歩兵第四百十五聯隊を主力とする河北地區隊が陣地を築城しました。
アa 掩蓋 西脇野村拠点(和歌山)
▲和歌山市内の山中に遺るコンクリート製の機関銃穹窖(トーチカ、掩体)

【探索日時】
令和2(2020)年1月30日から随時

【発見日】
令和3(2021)年3月18日





陸軍による紀伊半島沿岸部の防衛

大東亜戦争末期、我が国の中央部に位置し戦略的要点となる大阪府一帯を防衛すべく、和歌山市を中心とした紀伊半島に沿岸防御陣地の築城が進められました。

本来であれば和歌山の遺構は紹介順がまだ先の予定でしたが和歌山県は母方の祖父の出身地であり、大阪府は曽祖父の代から居住しているなど我が家に縁の地である事、調査が進展、遺構もある程度蓄積したので現在までの成果を紹介したいと思います。

まずは遺構紹介に先立ち陸軍による本土防衛戦略の変遷、及び紀伊半島の防衛計画の概要を説明します。
頂上から敵上陸方向(和歌山)
▲敵上陸が予測された二里ヶ浜遠望

【探索日時】
令和2(2020)年1月30日から随時





大阪陸軍被服支廠 被服検査場(旧大阪城東陸軍練兵場)

大阪の象徴、大坂城の東側に大阪城東陸軍練兵場がありました。
練兵場は後に陸軍造兵廠大阪工廠(旧大阪砲兵工廠、後の大阪陸軍造兵廠)の拡張用地となり廃止、一部に大阪陸軍被服支廠 被服検査場が設置されます。
メ 陸 大阪陸軍被服支廠被服検査場(大阪)
▲道路に遺る境界石標

【探索日時】
令和4(2022)年1月21日





第三海軍燃料廠 合宿所

周南市に所在した第三海軍燃料廠の構外に合宿所がありました。
1東門 南から 第三階郡燃料廠合宿所(山口周南徳山)
▲公園に遺る東(通用)門門柱

【探索日時】
令和5(2023)年3月14日





大阪海軍軍需部 大島支庫

串本節に「♪ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ 巡航船」と歌われた大島に大阪海軍軍需部 大島支庫がありました。
B 油タンク基礎 南西から 大阪海軍軍需部 大島支庫(和歌山串本潮岬)
▲町有地に遺る100t重油タンクの基礎と補給水源地(擁壁上)

【探索日時】
平成27(2015)年2月2日、令和3(2021)年2月2日





海上自衛隊 阪神基地サマーフェスタ2023

4年ぶりの一般開放となった海上自衛隊 阪神基地サマーフェスタ2023に行ってきました。
油槽船一号(YAT01) 阪神基地サマーフェスタ2023
▲油槽船1号





野砲兵第四聯隊 軍用道路

陸上自衛隊 信太山駐屯地南側から信太山演習場へ続く道路は野砲兵第四聯隊の軍用道路でした。
コ「陸」石標(黒鳥山公園駐車場入口) 野砲兵第四聯隊・伯太陸軍練兵場(大阪信太山)
▲軍用道路沿いに遺る境界石標

【探索日時】
平成23(2011)年12月27日





伯太陸軍練兵場

和泉市に所在した野砲兵第四聯隊(現、陸上自衛隊 信太山駐屯地)に隣接して伯太陸軍練兵場がありました。
シ 陸 野砲兵第四聯隊・伯太陸軍練兵場(大阪信太山)
▲外周に遺る境界石標

【探索日時】
令和5(2023)年4月23日





大久保駐屯地創立66周年・第4施設団創隊62周年記念行事

本日は京都府宇治市に所在する「大久保駐屯地創立66周年・第4施設団創隊62周年記念行事」に行って来ました。
観閲行進 (4) 大久保駐屯地創立66周年
▲観閲行進の一幕





第3師団創立62周年及び千僧駐屯地創設72周年記念行事

本日は我ら関西防衛の要、第3師団の司令部が所在する千僧駐屯地で挙行された「第3師団創立61周年及び千僧駐屯地創設71周年記念行事」に行って来ました。
第3師団創立62周年及び千僧駐屯地創設72周年記念行事 16式機動戦闘車 機能展示 (2)
▲16式機動戦闘車 機能展示





大阪陸軍造兵廠 兵器輸送道路(玉造西九条線)

玉造から難波を縦断、西九条に至る玉造西九条線は大阪陸軍造兵廠と大阪港、または櫻島埠頭を陸路、迅速に兵器、資材を運搬する軍用道路を兼ねていました。
⑤ 大阪陸軍造兵廠 兵器輸送道路(玉造西九条線) (大阪)
▲玉造西九条線の始点

【探索日時】
令和4(2022)年1月18日





大阪市生玉公園退避壕

天王寺区に鎮座する生國魂神社に隣接する生玉公園に大阪市が建設した退避壕が遺ります。
換気塔防空壕 (大阪生玉公園)
▲公園の一角に立つ換気塔

【探索日時】
平成30(2018)年9月19日





令和五年度 兵庫縣神戸護國神社 春季慰霊大祭

遂にこの日がやって来ました。
令和元(2019)年の秋季慰霊大祭以降、コロナの影響で一般参列が不可になっていた大祭への参列が遂に解禁されました。
兵庫縣神戸護國神社(令和5年度春季慰霊大祭) (1)





中部方面混成団創隊16周年・大津駐屯地創設64周年記念行事

本日は大津駐屯地に行って来ました。
大津駐屯地創立66周年記念行事 中部方面混成団本部
▲観閲行進





信太山駐屯地創立66周年記念行事

本日は我が郷土大阪の誇り第37普通科連隊の駐屯する信太山駐屯地の創立66周年記念行事に行って来ました。
今回の記念行事はコロナの影響で4年ぶりの一般開放となりました。
信太山駐屯地創立66周年記念行事 小銃小隊が突撃 (2)
▲模擬戦闘訓練展示の一幕





桜ヶ丘英霊墓地(寶塚海軍航空隊)

兵庫県宝塚市に寶塚海軍航空隊がありました。
また、淡路島の南西端・阿那賀に同航空隊の英霊を祀る桜ヶ丘英霊墓地があります。
宝塚海軍航空隊・桜ヶ丘英霊墓地 全景 (兵庫宝塚淡路島)
▲桜ヶ丘英霊墓地 全景

【参拝日】
令和4(2022)年10月26日





中村純一中尉 鎮魂碑・顕彰碑、いきいきランド交野

大阪府交野市に飛行第五十六戰隊に所属した中村純一中尉の鎮魂碑、及び乗機・三式戦闘機「飛燕」二型の残骸、宝塚市に同中尉の顕彰碑があります。
飛燕 中村純一少尉 全景 (大阪交野)
▲いきいきランド交野に展示されている三式戦闘機「飛燕」一型丁 二型の部品

【改訂情報】
令和5(2023)年5月17日 ・・・ 機種に関し加筆訂正





大津島防空砲台(発電所)

「回天の島」として知られる大津島の中央、大津山に大津島防空砲台が設営されていました。
ウ・イ 発電機台 北東から 大津島防空砲台 発電所(周南大津島)
▲湿地に遺る発電機設置台

【探索日時】
平成27(2015)年2月24日





令和5年 兵庫縣神戸護國神社 弥生頌徳祭・永代祭

兵庫縣神戸護國神社で斎行される弥生頌徳祭・永代祭に参列して来ました。
令和5年 兵庫縣神戸護國神社 弥生頌徳祭・永代祭 拝殿 (1)





大津島防空砲台(指揮所・砲座)

「回天の島」として知られる大津島の中央、大津山に大津島防空砲台が設営されていました。
C 砲座 東から 大津島防空砲台(周南大津島)
▲大津山山頂に遺る八九式十二糎七高角砲の砲座

※今まで毎月5の倍数日にブログを更新していましたが環境の変化により時間が取れなくなった事、精神的、体力的な負担が大きい事、近年の一部の探索者による情報盗用防止の観点から更新日時を10の倍数日に変更致します。
あしからずご了承下さい。


【探索日時】
平成27(2015)年2月24日





大津島防空砲台(居住地区)

「回天の島」として知られる大津島の中央、大津山に大津島防空砲台が設営されていました。
兵舎地区 南東から 大津島防空砲台(周南大津島)
▲居住地区全景

【探索日時】
平成27(2015)年2月24日





大津島防空砲台(軍道)

「回天の島」として知られる大津島の中央、大津山に大津島防空砲台が設営されていました。
147 境界石標一四七 (2) 大津島防空砲台(周南大津島)
▲軍道に立てられている海軍の境界石標

【探索日時】
平成27(2015)年2月24日





回天記念館

山口県周南市、「回天の島」として知られる大津島に回天記念館があります。
回天記念館 回天実物模型 大津島発射場・光突撃隊大津島分遣隊(大津島山口)
▲記念館前に展示してある回天の実物大模型

以前は資料館、博物館は遺構記事内で紹介していましたが、紙幅の関係で詳しく紹介できなかったため今回から新たに分離し紹介させて頂きます。

【見学日】
平成19(2007)年11月27日、平成27(2015)年2月24日

【改定情報】
令和5(2023)年1月30日・・・回天記念館の展示内容について有識者のご指摘により「整備員」を追記
大死一番様、ご指摘頂きありがとうございます。
またご遺族、関係者様に謹んでお詫び申し上げます。






光突撃隊 大津島分遣隊(呉海軍工廠 大津島發射場)

徳山湾に浮かぶ大津島に「十九歳や二十歳の若人が 港徳山大津島あゝ回天の基地なるか」と歌われた光突撃隊 大津島分遣隊がありました。

同地には先に呉海軍工廠 大津島發射場が開設され、第一特別基地隊 第二部隊が併設、同部隊が光突撃隊 大津島分遣隊に改編されます。
D 魚雷発射場 F空襲時指揮所(通信所)から 大津島発射場・光突撃隊大津島分遣隊(大津島山口)
▲海上に建設された魚雷発射場

【探索日時】
平成19(2007)年11月27日、平成27(2015)年2月24日





呉海軍工廠 大津島發射場

「回天の島」として知られる大津島に呉海軍工廠 大津島發射場がありました。
I 山上見張所 北西から 大津島発射場(大津島山口)
▲魚雷の新製領収発射に際し魚雷を監視する山上見張所

【探索日時】
平成19(2007)年11月27日、平成27(2015)年2月24日





徳山憲兵分隊

慶万町に所在する慶万公園に徳山憲兵分隊がありました。
A 正門敷石 徳山憲兵分隊(左d・右a石積)(山口周南徳山)
▲徳山憲兵分隊の隊門跡(慶万公園)

【探索日時】
平成27(2015)年2月24日





第三海軍燃料廠長官舎

石油産業で有名な周南市に第三海軍燃料廠が所在、その北東に第三海軍燃料廠長官舎(甲號官舎)がありました。
A 門柱・官舎 北西から 第三海軍燃料廠(山口周南徳山)
▲第三海軍燃料廠長官舎(甲號官舎)全景

【探索日時】
平成28(2016)年3月12日





山口縣護國神社

山口市平野に山口縣護國神社が鎮座しています。
山口縣護國神社 全景 山口縣護國神社(山口)
▲鳥居と境内

【参拝日】
平成25(2013)年2月25日





元帥寺内正毅陸軍大将・元帥寺内壽一陸軍大将 墓所

山崎陸軍墓地の入口に皇族を除き親子で唯一揃って元帥府に列せられた元帥寺内正毅陸軍大将元帥寺内壽一陸軍大将、及び御両人の夫人の墓所があります。

なお、歌手の宇多田ヒカルさんは寺内大将の親族になります。
寺内親子、妻 全景 (2) 元帥寺内正毅陸軍大将・元帥寺内壽一陸軍大将 墓所(山口)
▲墓地全景

【参拝日】
平成25(2013)年2月25日





山崎陸軍墓地

歩兵第四十二聯隊兵営の北東に山崎陸軍墓地がありました。
陸軍墓地全景 山崎陸軍墓地(山口)
▲山崎陸軍墓地 全景

【参拝日時】
平成25(2013)年2月25日





山口陸軍射撃場

歩兵第四十二聯隊兵営の南東に山口陸軍射撃場がありました。
て 陸軍省所轄地 第拾六號 東から 山口陸軍射撃場(山口)
▲射撃場外周に遺る「陸軍省所轄地」と刻字の境界石標

【探索日時】
平成25(2013)年2月25日





山口陸軍練兵場

歩兵第四十二聯隊兵営の東側に山口陸軍練兵場がありました。
さ 陸軍用地 北から 山口陸軍練兵場(山口)
▲陸上自衛隊山口駐屯地訓練場付近に遺る境界石標

【探索日時】
平成25(2013)年2月25日





山口陸軍病院

歩兵第四十二聯隊兵営に隣接して山口陸軍病院がありました。
か M一 南西から (2) 山口陸軍病院(山口)
▲外周に遺る境界石標

【探索日時】
平成25(2013)年2月25日





歩兵第二十一旅團司令部・山口聯隊區司令部

歩兵第四十二聯隊兵営に隣接して歩兵第二十一旅團司令部、及び山口聯隊區司令部がありました。

また南西に山口憲兵分隊がありました。
S 南西から 歩兵第二十一旅團司令部・山口聯隊區司令部(山口)
▲山口地本内に遺る建物





歩兵第四十二聯隊

大内氏により隆盛を極め「西の京都」と称された山口市に歩兵第四十二聯隊がありました。

兵営では後に歩兵第二百三十三聯隊歩兵第四百十九聯隊歩兵第四百六十三聯隊歩兵第五百七聯隊歩兵第三百四十八聯隊が編成されます。
C 聯隊長官舎 南から パノラマ写真 歩兵第四十二聯隊(山口)
▲山口駐屯地内に遺る将校集会所





大阪海軍施設部

大阪の名建築として知られる中央電気倶楽部大阪海軍施設部がありました。
のちに関西の名門大学、関西学院大学に移転、また隣接して大阪海軍設營隊がありました。
庁舎(高等商業学校本館) (1) 大阪海軍施設部・関西学院(兵庫西宮)
▲大阪海軍施設部が置かれた関西学院 高等商業学校本館

【探索日時】
令和4(2022)年9月6日





西宮海軍航空隊

関西の名門大学、関西学院大学に西宮海軍航空隊がありました。
西宮海軍航空隊「雄飛之碑」と隊内神社(神風神社?) 西宮海軍航空隊(兵庫西宮)
▲神風神社(隊内神社)と元西宮海軍航空隊「雄飛之碑」

【探索日時】
平成27(2015)年12月25日





戦艦「大和」実寸大セット(『男たちの大和』撮影セット)

広島市に遺る遺構紹介も一区切り、最後に遺構では無いですがせっかくなので映画『男たちの大和』公開に合わせ一般公開された戦艦「大和」の実寸大セットを紹介します。
近影 男たちの大和 戦艦大和 実寸大原寸大セット(広島尾道)
▲再現された左舷側の中央構造物付近

【見学日時】
平成17(2005)年10月25日





原村北部陸軍演習廠舎

東広島市に所在した原村陸軍演習場の北東一画に原村北部陸軍演習廠舎がありました。
ウ 廠舎 北西から 原村陸軍演習場北部廠舎(広島東広島)
▲驚異的な保存度の廠舎

【探索日時】
平成30(2018)年11月13日、12月22日





原村陸軍演習場

第五師團司令部から東に20㎞、東広島市八本松町原に原村陸軍演習場がありました。
368 境界石標 原村陸軍演習場(広島東広島)
▲演習場外周に遺る境界石標

【探索日時】
平成30(2018)年11月13日、12月22日





呉要塞第三區地帯標【似島】

広島湾に浮かぶ似島に呉要塞第三區地帯標があります。
ヒ 大正十五年八月・海軍省・呉要塞第三區地帯標・ 第七十九号 (1)
▲呉要塞第三區地帯標 第七十九號

【探索日時】
平成28(2016)年3月15日





廣島陸軍兵器補給廠 似島分廠

藩政期、荷継ぎ港であった事から「荷の島」と称された似島に廣島陸軍兵器補給廠 似島分廠がありました。
同分廠は廣島陸軍兵器支廠 火工作業場として建設されます。
A 建物 北東から 廣島陸軍兵器補給廠似島分廠(広島似島)
▲教室に転用されていた兵器庫(滅失)

【探索日時】
平成28(2016)年3月15日





似島陸軍検疫所 似島軍馬検疫所

広島藩の設定した「浦島船繋拾五ヶ所」の二ノ島こと似島に似島軍馬検疫所がありました。
オ 馬匹焼却炉(移設) (2) 似島陸軍検疫所(広島似島)
▲移設保存されている馬匹焼却炉

【探索日時】
平成28(2016)年3月15日





似島陸軍検疫所 第一消毒所

島型が簑(みの)をかぶせた形に見える事から呼称された蓑島が転じたとされる似島に似島陸軍検疫所がありました。

後に第二消毒所の開設に伴い似島陸軍検疫所 第一消毒所に改称、海軍に移管されたのち陸軍に返却、再び海軍に移管され廃止、跡地に廣島陸軍兵器支廠 似島火薬庫(のち廣島陸軍兵器補給廠 似島分廠)が設置されます。
イ 桟橋 南東から (2) 似島陸軍検疫所(広島似島)
▲似島学園前に遺る似島陸軍検疫所 第一消毒所の未消毒桟橋

【探索日時】
平成28(2016)年3月15日





似島陸軍検疫所(旧似島陸軍検疫所 第二消毒所)

遠望が富士山に似ていることから名前が付いたとされる広島湾に浮かぶ似島に似島陸軍検疫所 第二消毒所がありました。
同所は後に第一消毒所が海軍に移管されたため似島陸軍検疫所の本隊になります。
ア 桟橋 西から 似島陸軍検疫所(広島似島)
▲広島平和養老館前に遺る第一桟橋

【探索日時】
平成28(2016)年3月15日





二葉山高射砲陣地

二葉山平和塔のある一帯に二葉山高射砲陣地がありました。
C 銃座 北西から 二葉山高射砲陣地(広島)
▲二葉山に遺る高射機関砲の掩体

【探索日時】
平成27(2015)年2月22日





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盡忠報國

Author:盡忠報國
明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった精強帝國陸海軍、命をかけて国や家族を護ろうとした先人達に思いを馳せるとともに、祖国の弥栄を願い国難に殉じた英霊の遺徳に触れ感謝すべく探索・訪問した軍事遺構、護國神社、資料館を紹介、併せて遺構の歴史、地域との関わり、関連部隊などの調査、研究成果を発表しています。

遺構は飽くまで「物」であり、そこに関わった「人」の存在、歴史を理解してこそ遺構の調査、研究は成立すると考えます。
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