当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

インドネシア紀行 6日目 晴時々雨

4月14日(土)

インドネシアの滞在も残すところ2日となりました。
6日目 マリバヤ滝 正面から(インドネシア紀行)
▲マリバヤ滝







より大きな地図で インドネシア紀行 を表示

本日はスンダ地方(西ジャワ)の避暑地として有名なバンドン(Bundung)の観光です。

朝、8:30に起床、9:00前にホテルを出発します。
今回も運転手以外はジョグジャカルタに行った際と同じメンバーで行きました。

高速を飛ばすこと2時間、避暑地として有名なだけに若干の渋滞がありましたが、平日のジャカルタ方面行きに比べたらスイスイ進みました。

今日の目的地はバンドン北部のダゴ丘(bukit Dago)の北にある「ジュアンダ森林公園」(nature Ir. H. Djuanda grand forest park)内にある地下壕、「日本壕」(Goa Jepang)・「オランダ壕」(Goa Belanda)、「オマス・マリバヤ滝」(Curug Omas Maribaya)を見に行きます。

インドネシアは幹線道路以外は複雑な道路が道が入り組んでおり、目的地に辿りつくのが困難です。
運転手の方があちこちで道を聞いてくれ、なんとか行きつきました。
まずは昼ご飯に駐車場に出ていた屋台で「SOTO BASO」(肉団子スープ:60円)を購入して食べます。
SOTO BASOは基本の肉団子スープにラーメン、ハルサメ、野菜、辛い味、甘い味を好みで入れてもらい頂きます。
6日目 バソの屋台(インドネシア紀行)
▲バソの屋台
 どこでも良く見かける小型の移動式屋台です。

6日目 バソ(肉団子ラーメン)(インドネシア紀行)
▲バソ(肉団子スープ)
 ラーメンを入れてみました。

食後はまず、受付から300m程のところに有る「日本壕」を見に行きます。
地下壕は、手前が我が陸軍が掘削したと言われる「日本壕」、奥が蘭印軍が掘削したと言われる「オランダ壕」の2ヶ所あります。

日本壕は壕口が6ヶ所(両側2ヶ所は空気抗と言われる高さ1m程の坑道)あり、内部は網目状の素掘り壕でコンクリート巻立どころか支保工跡も見当たりません。
6日目 日本壕 ③~⑥壕口(手前から) (2)(インドネシア紀行)
▲壕口

坑道の断面形状は日本国内に見られる台形状では無く、縦長のカマボコ型で、横巾が高さより狭くなっています。
6日目 日本壕 ⑥ 内部(インドネシア紀行)
▲壕内

案内の方によると「今村均中将の居室」と言う部屋状の箇所がありますが、全体の造りや反対側の構造から掘削中の切羽だと思います。
6日目 B 今村中将居室?(インドネシア紀行)
▲「今村中将居室」と言われますが、単なる切羽と思われます。

この地下壕が山中に有る事、第十六軍司令部は停戦までジャカルタにあったこと、今村中将は昭和17(1942)年11月20日、にラバウルの第八方面軍司令官として栄転しており、この時期にこの様な辺鄙な場所にわざわざ地下司令部を造る事に疑問なことから、第十六軍や今村中将は関係無いように思います。
バンドンには停戦時に所在した、南方軍野戰造兵廠、南方軍燃料技術研究所等の関連地下壕かも知れませんが詳細は不明です。

また、この壕の両脇30m程の場所にL字型の格納壕?が1ヶ所づつあります。

次の「オランダ壕」までは1㎞程あり、バイクの2人乗り(ガイド+客×4台)で移動します。
6日目 このバイクで滝へ(インドネシア紀行)
▲ガイド兼運転手(500円)

安全対策は一切無く、悪路をノーヘル、安全帯無しで疾走します。
なかなかスリリングです(^_^;)
「オランダ壕」は壕口が5ヶ所(うち1ヶ所は貫通、1ヶ所は閉鎖)あり、内部は同じく網目状ですが、こちらは9割コンクリート巻立が施されています。
6日目 オランダ壕 ⑫壕口(インドネシア紀行)
▲壕口

6日目 オランダ壕 ⑪-⑫-1 横坑(右は⑪-⑫-2への縦坑)(インドネシア紀行)
▲横坑

案内の方によると「将校居室」、「監獄」と言う部屋がありますが詳細は不明です。
6日目 オランダ壕 ⑫-⑬-5 横坑(インドネシア紀行)
▲「将校居室」と言われる横坑

6日目 オランダ壕 ⑪-⑫-4 横坑 E(インドネシア紀行)
▲「監獄」と言われる横坑

内部には縦坑に線路が一部残り、他の部屋には配線用遮断器らしき把手や、用途不明の構造物があります。
全体の感じから弾薬庫か燃料庫のように思えます。
6日目 オランダ壕 ⑫-⑬-1 横坑 J配電盤(インドネシア紀行)
▲配電盤の跡

坑道の断面形状は2ヶ所とも同じ形状である事から、両方の壕は同一の組織により掘削され、「日本壕」が掘削途中、「オランダ壕」が完成期の地下壕だと思います。

いつもならじっくり時間をかけて踏査、作図、簡易測量をするのですが、今回は一般の同行者、とくにインドネシア人の若い女性を余り待たせられないので、簡単な坑道図と、ある程度写真を撮影して撤退します。

※地下壕については後日、詳細を掲載します。

続いて再びバイクに乗り、3.5km離れた「マリバヤ滝」を見に行きます。
バンドン市内に入った頃から大雨になっていたので、河の水量が増え滝は轟々と流れています。
滝の直上に橋を架けるとは、景観を大事にする我が国の滝ではまず見る事ができませんが、おかげで直上から滝を見ることができます。
6日目 マリバヤ滝 正面から(インドネシア紀行)
▲マリバヤ滝

6日目 マリバヤ滝 上から (3)(インドネシア紀行)
▲マリバヤ滝 上から

6日目 マリバヤ滝 上から (2)(インドネシア紀行)
▲マリバヤ滝 滝壺

6日目 マリバヤ滝 上から(インドネシア紀行)
▲1枚目を撮影した橋が見えます。

見学後、再びバイクに乗り、駐車場に戻ります。
悪路を5km揺られてお尻が痛いと思ったら、豆が避けて皮がめくれてしまいました(;ω;)

6日目 猿(インドネシア紀行)
▲自然公園に生息するサル
 ニホンザルに似ていますが、尻尾が非常に長いです。

6日目 果物(インドネシア紀行)
▲自生する果物
 人の頭ほどある果実です。

夕方になってきたので最後にバンドンの西ジャワ民衆闘争記念碑(monumen perjuangan rakyat jawa barat)を見て観光は終了し、食事に向かいます。
6日目 西ジャワ民衆闘争記念碑(インドネシア紀行)
▲周囲にはインドネシアの苦難の歴史が浮彫で掲げられています。
 重い内容の記念碑ですが、市民の憩いの場になっています。

6日目 蘭印時代の建物(インドネシア紀行)
▲市内に残る蘭印時代の建物

店名を撮った写真を誤って消してしまったため店名や場所は不明ですが、地元のスンダ料理を味わいます。
広大な敷地内には滝や岩場が配され、高床式・茅葺き屋根の個室が数十棟建てられた凝った造りの店でした。
6日目 晩ご飯 スンダ料理のレストラン (3)(インドネシア紀行)
▲レストラン全景
 入口の前に雑貨屋や軽食屋があります。

6日目 晩ご飯 スンダ料理のレストラン(インドネシア紀行)
▲入口

6日目 晩ご飯 スンダ料理のレストラン (4)(インドネシア紀行)
▲個室
 このような小屋が数十棟あります。

僕は大好きなAyam(鶏肉)中心の料理を頂き、変わったところでは我が国では観賞用熱帯魚で有名な「グラミー」の天ぷら(観賞魚は5㎝くらいですが、食用は20㎝程)がありました。
食べてみましたが、池の魚なので臭みがありました。
6日目 晩ご飯 スンダ料理のレストラン (2)(インドネシア紀行)
▲料理
 残り半分は撮り忘れました・・・

バンドンは有名なアウトレットがあり、女の子達が行きたがっていたので行ってみましたが、あいにく閉店時間で買い物は出来ませんでした。

これにて本日は終了、ホテルに着いたのは0時過ぎでした。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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