当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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新春ワイド時代劇 「影武者 徳川家康」

毎年正月恒例、テレビ大阪で放送される新春ワイド時代劇を視聴しました。

今年は西田敏行さん主演で隆慶一郎先生が原作の『影武者 徳川家康』でした。
この作品は『北斗の拳』で有名な原哲夫先生により漫画化されている事でも有名です。

新春ワイド時代劇「影武者 徳川家康」:テレビ東京






徳川家康は史実では元和2(1616)年4月17日に病没しました。
ただ、以前から関ヶ原の合戦時前後、大坂の陣前後と複数の暗殺説があり、本作品では関ヶ原の合戦中に家康が暗殺され、その後を影武者が継いだ・・・と言う仮設を元に描かれています。

作品は関ヶ原の合戦に始まり、大坂の陣、その後、影武者の病没までの1年、合計15年程を描いています。
本来登場人物が非常に多い戦国時代最後の2大激戦を描きますが、必要最低限の人物しか登場しないため、この時代に詳しく無い方にも解り易くなっていました。
全体的に程良く省略されており、通には少し物足り無いかもしれませんが、これくらいが煩雑になら無くて良いかも知れません。

ただ、予算の関係もあるのかも知れませんが、エキストラが少なく本陣の周りに人気が無いのは違和感がありました。
また、関ヶ原の合戦で小早川隊に鉄砲を撃ち掛ける家康勢が無人の草むらを歩いて行ったり、大坂冬の陣で真田信繁が白兵戦に出ていたり、ん???と思う場面もありましたが、この辺りは仕方無いかなと思います。

また、城郭好きとして時代劇を見ているとどうしても城郭に目が行きます。
今回は劇中で大坂城、大津城、江戸城、駿府城が登場、彦根城、大和郡山城、二条城、篠山城及び寺院を代役で使用していました。
見ていて気付いたのですが、製作陣にかなりの城郭好きがいるとみました!
大津城(現存せず)の代わりに彦根城を使用していたのですが、彦根城天守は大津城からの移築と伝わり、しかも大津城は琵琶湖に面した平地にあったので、丘の上にある彦根城を平地に合成して使用していました。
また、大坂城は現在有る大坂城を静止画で写せば楽ですが、それを敢えて一切使用せず、当時の豊臣期大坂城のCGを使用していました。
そして、駿府城も同じく既存の城郭や櫓だけを代用せず、特徴ある天守のCGを使用するこだわりようでした(笑)


さて、この作品は主演の西田敏行さん(徳川家康/世良田次郎三郎)、準主役の高橋英樹さん(島左近)、観月ありささん(お梶の方)の演技もさる事ながら、個人的には秀忠役の山本耕史さんに注目でした。
一般的に秀忠は凡庸な人物とされますが、この作品の秀忠は野心的で冷酷非情、まさに鬼畜です。
原作、特に漫画の秀忠が非常に良く描かれており、その役柄をどう演じるか楽しみでした。
余り悪役のイメージの無い山本さんですが、流石実力派俳優、自らの野望のために障害を冷徹に排除する秀忠役を見事に演じていたと思います。
情に厚い西田敏行さん演じる次郎三郎と真逆の立ち位置を好演、この作品はこの秀忠に掛かっていると言っても過言では無いので、流石山本さんと言ったところでしょうか。

その他、世良田次郎三郎に味方する本多正信に目黒祐樹さん、風魔小太郎に榎木孝明さん、秀忠に味方する柳生宗矩に内藤剛志さん、淀殿に名取裕子さん等などと主要人物に実力派を配役、ドラマ全体を引き締めていました。

毎年恒例の新春ワイド時代劇ですが、低予算ながら脚本、監督が優れているのかして、公共放送の大河ドラマより出来の良い物も多く、毎年見応えがあり楽しみです。
今年も期待に外れない、素人も玄人も楽しめる良い作品だったと思います。
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Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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