当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事

26日(土)に大村の軍跡再探索を兼ねて竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事に行って来ました。
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホークミサイル展開完了
▲ホークミサイル、高出力イルミネーターレーダー展開(訓練展示にて)






ただ、竹松駐屯地の記念行事はweb上での事前告知が全く無く、問い合わせて漸く日時時間が分かった次第です。
竹松駐屯地は若干知名度が低いですが、第二次上海事変の「渡洋爆撃」、大戦末期には三四三空が展開した事で有名な大村海軍航空基地の跡にあり、昔も今も国防の第一線を担う聖地です。

流石に大阪から大村まで朝一で乗り込むのはしんどいので前日入りし、諫早市に宿泊、レンタカーで出発します。
開門の1時間前に到着すれば前の方の席が確保できると踏んで7:30にホテルを出発、8:00頃に正門前に到着します。
駐車場が分からないので正門前でシャトルバス乗り場を設営している隊員に聞くと、東門(正門前の迪を右折した突き当り)を案内されます。
関西方面の記念行事の状態(開門前から長蛇の列と車の渋滞)が頭にあったのですが、そこまで混雑する事も無く、必然的に駐車場が早目に開く事も無く、9:00になり開門されます。
駐車場に車を停め、席取りダッシュが始まるかと思いきや、誰もダッシュしていません。
一般席から近い正門からの徒歩組が数名一般席を取っていますが、一般席から遠い駐車場からゆっくり歩いても余裕で席が取れます。
因みに席の配置は観閲台を中心に両側テント下にパイプ椅子の招待者席、さらのその両側の地面が一般席です。
最も見やすいのは観閲台に向かって左側の一般席です。

9:40、大村駐屯地音楽部・飯塚駐屯地音楽部を先頭に(方面隊・師団音楽隊以外の音楽部が観閲式に登場するのは初めて見ました)観閲部隊が入場し整列、9:55、観閲部隊指揮官の副群長が入場、次いで観閲官の第7高射特科群長兼ねて竹松駐屯地司令・貴島康二1等陸佐が臨場、国旗が観閲台後方から入場・登壇し国旗に対して敬礼が行われます。
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲部隊
▲観閲部隊

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 国旗登壇
▲国旗登壇

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 国旗に敬礼
▲国旗に対して敬礼

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 部隊巡閲
▲部隊巡閲
 車上は観閲官の第7高射特科群長兼ねて竹松駐屯地司令・貴島康二1等陸佐

観閲式に先立ち感謝状贈呈者紹介、観閲官による部隊巡閲、観閲官式辞、来賓祝辞、来賓紹介の順に進み(この時間は駐屯地内を探索していたので、多分です)、10:50、部隊が退場します。

10:58、続いて祝典ギャロップに合わせ第16普通科連隊(大村)の軽装甲機動車により長崎県旗を先頭に大村市旗、東彼杵町旗、川棚町旗、波佐見町旗の行進が行われます。
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 県市町旗行進

続いて「観閲行進」が行われ、まずは観閲部隊指揮官乗車の1/2tトラック(パジェロ)・第7高射特科群本部を先頭に、本部管理中隊、第7高射特科群隷下の第327高射中隊、第328高射中隊、第329高射中隊、第330高射中隊、第307高射搬送通信中隊、第102高射直接支援大隊第2直接支援中隊の各種車両(ホーク、レーダー)が行進、最後に第3対戦車ヘリコプター隊(目達原)、海自・第22航空群第22航空隊のAH-1S、AH-60Kが飛行します。
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進 本部
▲第7高射特科群本部

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進
▲第7高射特科群本部管理中隊

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進 (2)
▲同第327高射中隊

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進 (3)
▲同

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進 (4)
▲同

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進 (5)
▲同第330高射中隊

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進 (6)
▲同第329高射中隊

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 観閲行進 (7)
▲第102高射直接支援大隊第2直接支援中隊

訓練展示までの間、大村駐屯地音楽部・飯塚駐屯地音楽部の演奏が行われます。
曲名は『大空』、『行進曲「軍艦」』、『空の精鋭』の陸海空3自衛隊の行進曲です。

続いて「模擬戦闘訓練展示」に入ります。
航空自衛隊、方面高射特科、師団高射特科部隊による射撃準備、弾道ミサイル対処及び対空戦闘までの一連行動です。
状況は
敵航空機が対馬方面から我が国に侵攻を企図

重機関銃車を配置、警戒監視し展開地域の安全保持
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 重機関銃車 警戒監視

空自パトリオットが陣地進入、海自イージス艦が展開

中SAMが展開

ホーク発射機が車両により展開
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホーク発射機 展開

高出力イルミネーターレーダー、展開

BCP中隊指揮装置、展開
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 BCP中隊指揮装置 展開

CW捕捉レーダー、展開

短SAM、近SAM、P18レーダー、展開

各器材は射撃準備のため車両離脱、機材静置、ケーブル展張
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホーク部隊 展開
▲手前からホーク発射機、高出力イルミネーターレーダー、CW捕捉レーダー

ホークミサイル運搬用ローダーがミサイルを運搬・搭載
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホークミサイル運搬用ローダーがミサイルを運搬

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホークミサイル運搬用ローダーがミサイルを搭載

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホークミサイル運搬用ローダーがミサイルを搭載 (2)

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホークミサイル展開完了

ホークミサイル1基に不具合が生じるも、冷静に対処

我が国に対し弾道ミサイル発射の兆候、及び対馬北側から敵機が侵攻し戦闘準備下達

パトリオット、イージス艦が弾道ミサイルを迎撃し撃破
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 パトリオット弾道ミサイルを迎撃 (3)
▲パトリオット発射

さらに敵機が巡航ミサイルを発射するも中SAMが撃破

レーダーが伊万里方向から侵攻する敵機を捕捉、ホークにより1機撃墜
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホーク 敵機撃墜
▲ホークミサイル発射

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホーク 敵機撃墜 (2)
▲ホークミサイルが敵機に接近

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 ホーク 敵機撃墜 (3)
▲敵機撃墜

敵1機がレーダー誘導ミサイルを発射、我は各レーダーの電波放射を緊急停止し回避

敵機が川棚上空に侵攻してくるも短SAM、近SAMにより撃墜

敵攻撃ヘリコプターが我が陣地に侵攻してくるも重機関銃により撃墜
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 敵攻撃ヘリコプターを重機関銃により撃墜

敵機全機を撃墜し任務完遂、我が国の安全は護られました!

高射特科の訓練展示見学は青野原に続いて2ッ目ですが、各種電探を擁するホークの展示を見たのは初めてです。
実際の対空戦闘は当然ながら敵は見えない位置にいるので、今回の展示は実際の戦闘に近い状況と思われ、逆にリアルに思えました。
ホークも数年後には中SAMに改編されていく様なので、ミサイルミサイルしたホークをも数年で見納めになってしまいます。
お早めに。

訓練展示終了後は非常に珍しい軽装甲機動車の体験試乗に挑みます。
看板がひらがな書きであったり、順番待ちが子供ばかりだったりと、どうやら子供向けの様な香りもしましたが、隊員に「大人でも乗れます?」と聞いたところ快諾だったので、割り切って乗ります!
上面ハッチ上に体を出して乗せてもらいましたが、なかなかの乗り心地の悪さ(ベルト2本しか無い)に貴重な経験ができました。
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 軽装甲機動車 体験試乗

最後に装備品展示では81式自走架柱橋の後継である07式機動支援橋、警務バイク・車両など珍しい展示が多く、遠くまで来たかいがありました。
竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 07式機動支援橋
▲07式機動支援橋

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 88式地対艦誘導弾発射機
▲88式地対艦誘導弾発射機

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 警務バイク・車両
▲警務バイク・車両

竹松駐屯地創立63周年・第7高射特科群創隊41週年記念行事 装備品展示
▲高射特科の装備品展示

午後からは音楽・太鼓演奏、各種アトラクションなどは無い様です。

それにしても来客が少なく、近畿地方の記念行事と同様「並ぶのが当たり前」「時間を逃したら写真も碌に撮れない」の状態を思い浮かべていただけに拍子抜けしました。
軍オタにはありがたいのですが、敵の最前線である九州地方の人々の関心の低さは非常に残念です。
平和は当たり前じゃない!ここにいる精強な自衛隊が造っている!と言うのをもっと理解するべきだと思います。

ただ、人が少ない分、体験試乗も殆ど待つこと無く乗れ、装備品展示も撮り放題、模擬店も12:00でも並ばず購入、何より隊員の方たちと触れ合えるのは良い経験になりました。
自衛隊の皆様、本日は暑いなかありがとうございました。
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おひさ

しぶりです(^O^) はるばる九州まで遠征お疲れさまでした 職種違いの駐屯地行事 私も興味ありなので いつかは遠くの部隊を見てみたいものです 特科とかなら展示する兵器もデカいから迫力ありそうで しかし国境の町(県か?(≧∇≦))やのに 来客が少な目だそうで…うーむ 地元民の方々は自衛隊に興味が無い?わけではないとおもうのですが\(☆o☆)/ 目と鼻の先があの反日トンスル南北朝鮮に 戦勝国と錯覚してる中共国ですから

Re: おひさ

>>ひろしさん
こちらこそ、ご無沙汰致しております。

最近、あちこちで駐屯地内の軍跡が急速に失われているので、危機感があり九州まで遠征してきた次第です。
現時点では公表できませんが記念行事でしか撮影出来ない大きいのがあるものでして。

高射特科はこの辺りでしたら青野原にあるのですが、すでに中SAMに改編されており、ホークを見ようと思うと遠征やむなしですね。
ただ、八尾の記念行事に行くといつもホークが1基来てるんですよね。
何時も人だかりでよく見て無いのですが、あれってどこから???
25日に八尾の記念行事があるので、見てこようと思います。

高射特科の記念行事はさすがに空砲?射撃する訳にはいかないので、普通科のような車両が走り回り、徒歩部隊が前進し、榴弾砲や戦車が撃ってのが無く、余り動きがなく視覚・聴覚的に静かですからね。
大型車両が展開するのはなかなか迫力あるのですが・・・。
しかも場所柄、対馬に敵機侵入、や伊万里で弾道弾邀撃とかはリアルで緊迫感がありましたよ!

来客はざっと見て信太山の1/5程度で、模擬店も昼と言うのにガラガラでした。
まさに最前線の駐屯地なので、九州人はもっと関心を持って、自衛隊の士気を高めるためにも行かないとダメですよ!
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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