FC2ブログ

当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

駆逐艦「島風」見つかる

先日からお伝えしている米マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏率いる沈没船探査チームが、第一遊撃部隊第三部隊(所謂「西村艦隊」)の各艦に続き、重雷装・高速駆逐艦で知られる「島風」を発見しました。
島風 (1)
▲昭和18(1943)年5月5日、全力公試運転中の島風
  これに先立つ4月7日の公試運転で40.4ノットを記録します





島風は仮想敵である米海軍の新型駆逐艦、さらに戦艦の速力向上に対抗すべく、『第四次海軍軍備充實計畫』(「マル四計畫」)(昭和14年3月7日成立、昭和18年末までに完了予定)において建造が決定しますが、戦局の悪化、機関保守の煩雑さから1隻のみの建造となります。

昭和16(1941)年8月8日、舞鶴海軍工廠において起工、昭和18(1943)年5月10日、竣工、ケ號作戦(キスカ島撤退)、トラック、サイパン方面での護衛任務、あ号作戰、捷一号作戰に参加の後、昭和19(1944)年11月8日、第二水雷戦隊旗艦(早川幹夫少将)として第三次多号作戰(レイテ島への増援)において船団護衛中、オルモック湾で米艦上機のべ347機の波状攻撃により沈没(早川少将以下430名散華)してしまいます。
島風 (2)
▲オルモック湾において対空戦闘中の島風、最後の勇姿

島風 (3)
▲島風の最期
 魚雷発射管、二・三番砲塔は著しく損傷、速度も低下しています

島風の最終時の兵装(25㎜、13㎜単装)は不明な事から、全体の動画を見たいところですが、前例から見たところで・・・と思われます。
その重雷装、高速の真価を一度も発揮する事無く戦没してしまった島風ですが、まずは見つかって良かったと思います。

以下は今回公開された写真です。
零式五型五連装魚雷発射管
島風の最大の特徴でもある魚雷発射管で3基を搭載、我が駆逐艦中最大の15射線を有しました。
島風の最期の写真を見ると操作部の波除盾は沈没前に無くなっている様です。
島風 調査 (1)

零式五型五連装魚雷発射管
状態から上掲とは別の発射管の様です。
島風 調査 (2)

魚雷発射管操作部
魚雷の上部を覆うスプーンが無い事から上掲とは別の発射管の様です。
こちらも波除盾が無く操作部の様子が良く分かります。
大きなハンドルが旋回手用ハンドル、小さいのが旋回制止装置?メーターは発射用電磁石の物でしょうか?
この辺は詳しくないので、良く分かりません。
島風 調査 (5)

五〇口径三年式十二糎七聯装砲D型改一
島風は同砲を3基(艦首1、艦尾2)搭載していました。
照準口が左側に見える事から上下逆さまになっている様です。
島風 調査 (3)

五〇口径三年式十二糎七聯装砲D型改一
上掲とは別の砲です。
島風の最期の写真を見ると後部の二番、三番砲塔は著しく損傷しており、状態からそのどちらかと思われます。
島風 調査 (6)

舷側?
磁気機雷避けの舷外電路が見える事から舷側の様ですが、写真の並びから艦尾付近でしょうか?
島風 調査 (4)

スクリュー
40ノットを超える島風の象徴的な部品だけにコレだけでも引き揚げられないものでしょうか。
島風 調査 (7)

それにしても沈没船探査チームのフェイスブックにコメントを投稿している一部のアホなゲームオタクと言い、グーグルの画像検索と言いなんだかなぁ~・・・です。
関連記事



最後までお読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m
↓↓↓
宜しかったらクリックお願いします


人気ブログランキングへ

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
検索フォーム
正定事件の真実
戦史検定を受けよう!
当ブログは
「戦史検定」を応援します
戦史検定
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
御英霊の鎮まる処
殉国の御英霊に
感謝の誠を捧げましょう
靖國神社
兵庫縣神戸護國神社
大阪護国神社
プロフィール

盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

拙ブログを参照した際はリンクを張って頂けたら嬉しいです
(^o^)
--------------
※掲載写真・資料の
無断転載は禁止します。

リンク
最新コメント
埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる