当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

駆逐艦「磯風」発見

いつものポール・アレン氏では無く、昨年5月に大和の最調査(確か高解像度機材による撮影)が行われた際に見つかっていたそうです。
磯風
▲新造時の磯風
  沈没時は電探、機銃等の兵装が増備されています。





磯風は陽炎型(甲型)駆逐艦の十二番艦で昭和15(1940)年11月30日、佐世保海軍工廠において竣工、第十七駆逐隊に編入され、昭和16(1941)年11月26日、ハワイ海戦に参加、爾後、ビスマルク諸島攻略、ポートダーウィン機動作戦、ジャワ南方機動作戦、昭和17(1942)年3月26日、セイロン作戦、5月27日、ミッドウェー海戦、10月11日、南太平洋海戦、昭和18(1943)年1月14日、ガ島輸送作戦、2月1日、ケ號作戦(ガ島転進)に参加します。その間、2度空襲、触雷により損傷します。
昭和19(1944)年6月15日、あ号作戦、10月18日、捷一號作戦に参加、武蔵の最期を見届けます(有名な武藏最期の写真は磯風から撮影されたものです)。
武藏

11月29日、横須賀海軍工廠から信濃を護衛し呉に向かいますが、浜名湖南方洋上において敵潜の雷撃により信濃は沈没してしまいます。
昭和20(1945)年4月6日、天一號作戰作戦において第十七駆逐隊司令駆逐艦(新谷喜一大佐)として雪風、濱風とともに参加、7日、坊ノ岬沖において敵艦上機の空襲を受け航行不能となった矢矧より、第二水雷戦隊(古村啓蔵少将)司令部移乗のため接舷した際に空襲を受け被弾、浸水により航行不能となり、僚艦雪風の砲撃により処分され沈没しました。

磯風は歴戦の駆逐艦で大和型3隻の最期を見届けた事でも知られています。

今回公表された写真は以下の写真3枚の様です。
・・・画像検索するとまぁアレな画像が大量に出てきて肝心の写真が殆ど出て来ねえ!

艦首
コレだけではどこの部分か全く不明です。
磯風 艦首

五〇口径三年式十二糎七聯装砲C型
左側に映っているのが砲身?
陽炎型は新造時に同砲塔を3基搭載していましたが、最終時は後部の二番砲塔を撤去、二十五粍3連装2基に換装します。
磯風 主砲

九二式六十一糎四聯装発射管
1本しか見えないうえ、何か形状が違うような?先端のスプーンが無い?
磯風 魚雷発射管

動画で撮影されているのであればもう少し良いアングルがあるような気がしなくも無いですが・・・。

撮影した深田サルベージ建設の方によると撮影されたのは5月28日でしたが、大和に注目が集まっていたこともあり、発表が遅くなったそうです。
また大和だけでなく磯風を初めとした随伴艦にも世間の注目が集まれば有り難いと語っており、矢矧など直衛艦の発見にも意欲的な様です。

艦艇ファンは既出感のある大和より、むしろ未発見の二水戦・矢矧、磯風、霞、濱風、そして離れて沈んでいる朝霜の方により注目していると思います。

参考ニュース
駆逐艦「磯風」を発見か 戦艦大和の沈没地点から北東約10kmで(ハフポスト)

「大和」とともに沈んだ「磯風」か、海底で撮影
(読売Online)

戦艦「大和」とともに沈んだ駆逐艦「磯風」発見か(NHKニュースWEB)
関連記事



最後までお読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m
↓↓↓
宜しかったらクリックお願いします


人気ブログランキングへ

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

コメント、ありがとうございます。
磯風はポール・アレン氏の公開画像よりアングル・解像度が悪く、どれも?な画像ばかりで判断に苦しみます。
せめてもう少し引きの画像を提供していただけたらと思いますね。

記事は昨晩作成したのですが、今朝の産経新聞に発射管の別角度の画像が掲載されており、この写真だとはっきり4本映っていました。
http://www.sankei.com/life/photos/180208/trv1802080003-p1.html


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

確かに!
しかも磯風と濱風は同型、霞もほぼ同じ型ですからね。
戸高館長は一応、被害状況から判断したとの事ですが。
カテゴリ
正定事件の真実
戦史検定を受けよう!
当ブログは
「戦史検定」を応援します
戦史検定
カウンター
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
御英霊の鎮まる処
殉国の御英霊に
感謝の誠を捧げましょう
靖國神社
兵庫縣神戸護國神社
大阪護国神社
プロフィール

盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

拙ブログを参照した際はリンクを張って頂けたら嬉しいです
(^o^)
--------------
※掲載写真・資料の
無断転載は禁止します。


●ほぼ放置ですがこっそりTwitterも始めました。
@yuukyuunotaigi

●Facebookやってますので本名ご存知の方はぜひ。
目印は水木しげる先生風の自画像です(笑)

検索フォーム
リンク
地図・史資料
埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズ
ライオンズニュース
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる