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当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

千葉縣護國神社

千葉市内に所在する千葉陸軍墓地に隣接して千葉縣護國神社が鎮座していました。
本年2月25日、若葉区桜木の新社殿に遷座されました。
二の鳥居 千葉縣護國神社
▲二の鳥居と拝殿

【参拝日時】
令和2(2020)年9月19日





千葉縣護國神社は幕末、明治維新から大東亜戦争に至るまで国難に殉じた千葉県出身、及び縁故のある英霊57,828柱が祭祀されています。
社号標 千葉縣護國神社
▲社号標と一の鳥居
 参道入口は直角に曲がり境内地に向かいます

拝殿 千葉縣護國神社
▲拝殿

境内地に建立の石碑類
千葉縣護國神社御遷座碑
昭和42(1967)年9月30日、亥鼻山から千葉陸軍墓地の一画に遷座した記念に建立されました。
千葉縣護國神社御遷座碑 千葉縣護國神社

天皇皇后両陛下御参拝記念碑
昭和49(1974)年6月、昭和48(1973)年10月28日、昭和天皇・香淳皇后両陛下が御親拝された記念に奉賛会・友納武人会長(・千葉県知事)により建立されました。
天皇皇后両陛下御参拝記念碑 千葉縣護國神社

千葉縣護國神社創立百年記念碑
昭和55(1980)年、建立されました。
千葉縣護國神社創立百年記念碑 千葉縣護國神社

千葉縣護國神社創立壱百拾五年記念事業竣成碑
同記念事業により社殿の修復整備工事が行われた際の実行委員会、奉賛者が刻字されています。
平成7(1995)年6月22日、に建立されました。
千葉縣護國神社創立壱百拾五年記念事業竣成碑 千葉縣護國神社

千葉県特攻勇士之像 あゝ特攻
平成23(2011)年、祈念すべき10体目として(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会により奉納されました。
あゝ特攻 千葉縣護國神社


千葉陸軍墓地内にある碑
慰霊碑全景 千葉縣護國神社
▲全景

千葉県出身少年飛行兵慰霊之碑
昭和47(1972)年8月、元陸軍少年飛行兵千葉県出身生存者により建立されました。
千葉県出身少年飛行兵慰霊之碑 千葉縣護國神社

慰霊碑 支那駐屯歩兵第三聯隊
昭和54(1979)年7月、支駐歩三会戦友により建立されました。
支那駐屯歩兵第三聯隊慰霊碑 千葉縣護國神社

日中戦士鎮魂碑
昭和52(1977)年4月、魯桜会有志により建立されました。
日中戦士鎮魂碑 千葉縣護國神社

天地 シベリア抑留者慰霊碑
平成8(1996)年3月、(財)全国強制抑留者協会千葉県支部連合会により建立されました。
天地 シベリア抑留者慰霊碑 千葉縣護國神社


千葉縣護國神社 由来
慶応4(1868)年5月10日に明治天皇により渙発され「維新忠死の士を祭祀すべく京都東山霊山に招魂場建立」の詔を奉戴した柴原和県令(初代)の発起により、維新前後の国難に殉じた県出身者16柱を顕彰、慰霊すべく千葉県庁公園内に千葉縣招魂社が造立されます。

明治22(1889)年、 千葉神社境内に遷座します。

昭和12(1937)年3月、社殿の老朽化に加え境内地が狭隘な事から県は千葉縣招魂社の遷座を決定、千葉縣招魂社奉賛会(会長:石原雅二郎知事)が発足、新境内地を亥鼻山に選定、用地買収ののち在郷軍人、青年団員、県内学校生徒、県民の奉仕により境内地の造成、続いて社殿が建設されます。

建設中の昭和14(1939)年3月15日、内務省令第十二號『招魂社ハ之ヲ護國神社ト改稱ス』発令により、4月1日、全国各地の招魂社が護國神社に改称、千葉縣招魂社は千葉縣護國神社に改称します。

昭和18(1943)年4月、新社殿が竣工、4月19日、遷座祭が斎行されます。

昭和20(1945)年7月7日0139~0305、千葉市街地に米軍B29爆撃機129機が来襲、千葉縣護國神社も被弾し社殿が焼失してしまいます。

8月15日、『大東亞戰爭終結ノ詔書』の渙発を受け大東亜戦争は停戦、昭和21(1946)年4月、仮本殿を造営、祭祀を再開します。
昭和22(1947)年4月、連合軍により護國神社に対し干渉・抑圧が加わったため、頌徳神社に改称します。

昭和27(1952)年4月28日、サンフランシスコ講和條約の発行によりわが国は主権を回復、6月23日、千葉縣護國神社に復称します。

昭和36(1961)年7月、遺族の要望により千葉陸軍墓地敷地内に遷座を決定、大蔵省(昭和2年6月29日、『旧軍用墓地の処理に關する件』により大蔵省から千葉県に無償貸与)より墓地の一角を貸与され新社殿を造立し、昭和42(1967)年、9月30日、新社殿にて遷座祭を斎行します。

平成7(1995)年6月22日、御創立壱百拾五年記念事業として社殿の修復整備工事が竣工、平成17(2005)年9月27日、大東亜戦争終結六十周年記念事業として大鳥居を再建します。

令和元(2019)年、相次ぐ自然災害による損傷、社殿の老朽化、高齢者に対応できない地形、遺族の高齢化に伴う各遺族会の解散などから御創立百五十年記念事業として責任役員会において若葉区桜木の県営住宅跡地3,702㎡に遷座を決定、235,410,000円で買収、社殿の造立を開始します。

令和4(2022)年1月16日、新殿清祓を斎行、2月25日、御神体が遷座され現在に至ります。

-祭事-
1月1日 歳旦祭
1月3日 原始祭
1月7日 昭和天皇武蔵野陵遥拝式
1月27日 創立記念祭
2月11日 紀元祭
2月17日 祈年祭
4月29日 昭和祭
6月30日 大祓祭
7月13日-15日 御霊祭
7月30日 明治天皇伏見桃山陵遥拝式
10月17日 神宮新嘗祭
11月3日 明治祭
11月23日 新嘗祭
12月23日 天長祭
12月25日 大正天皇多摩陵遥拝式
12月31日 大祓祭・除夜祭

-大祭-
4月10日 春季大祭
10月10日 秋季大祭
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盡忠報國

Author:盡忠報國
明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった精強帝國陸海軍、命をかけて国や家族を護ろうとした先人達に思いを馳せるとともに、祖国の弥栄を願い国難に殉じた英霊の遺徳に触れ感謝すべく探索・訪問した軍事遺構、護國神社、資料館を紹介、併せて遺構の歴史、地域との関わり、関連部隊などの調査、研究成果を発表しています。

遺構は飽くまで「物」であり、そこに関わった「人」の存在、歴史を理解してこそ遺構の調査、研究は成立すると考えます。
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