当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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最強武将伝 三国演義 第3話「董卓討伐軍」

今回は董卓暗殺に失敗した曹操の逃避行から、反董卓連合軍結成と董卓による長安遷都、曹操の追撃まで(『演義』第4回途中~第6回途中)です。






董卓暗殺を謀り賞金首となった曹操は中牟県で兵士に捕らえられてしまう。
しかし、曹操の志を知った役所の役人陳宮は曹操を英雄と崇め、曹操に付き従い脱走する。
逃避行中、曹操の内に秘めた恐ろしさにより、陳宮から見捨てられるものの、故郷に戻った曹操は全国に檄文を送り、袁紹を盟主とする董卓討伐軍を編成し、董卓軍と対決することとなった。

しかし、董卓軍には華雄という猛将がいた。
董卓討伐軍の数々の武将が討たれる中、討伐軍に参加していた劉備の部下関羽が名乗りを挙げ、見事華雄を討ち取る。勝利に乗じて攻め込む討伐軍に、今度は呂布が立ちはだかる。
これを、劉備、関羽、張飛の3人で退け、虎牢関まで攻め込んだ。

討伐軍の曹操と袁紹は董卓軍の壊滅をさせるため、王允に密書を送り、朝廷内外から董卓軍の挟み撃ちを謀る。
その動きが董卓のしるところとなり、王允は取り調べられるが、黄巾の乱の折、王允の養女となった美しい娘・貂蝉の気転により、窮地を脱する。

討伐軍と朝廷内からの反乱を恐れた董卓は、都を洛陽から長安に遷都することを強引に決定する。
廃墟と化した洛陽に攻め込んできた討伐軍は、人馬ともに疲弊しきっていた。
そんな中、1人董卓討伐に燃える曹操は、追撃をためらう他の諸侯を尻目に、単独で董卓を追って行くのだった。
<登場武将>
曹操
陳宮
袁紹
公孫瓚
劉備
関羽
張飛
兪渉
潘鳳

董卓
華雄
呂布
李儒
李粛
王允
貂蝉
献帝(劉協)
呂伯奢
周か伍瓊?


>曹操は中牟県で兵士に捕らえられてしまう
逃走中の曹操が中牟県で捕縛、県令の陳宮が曹操を都で「大勢の前で詩を吟じた際に見知った」と説明していました。
『演義』では「陳宮が官に就くのを待っていた際に見かけて知った」となっています
この程度の脚色は話がおかしくなる程の改編では無いので良いでしょう。

>逃避行中、曹操の内に秘めた恐ろしさ
曹操、陳宮が呂伯奢(曹操の父・曹嵩の義兄弟)の家に一旦落ち着いた際、家人が豚を料理しようとして準備をしているのを自分たちを殺そうとしていると錯覚した曹操が殺害します。
アニメでは「包丁を研ぐ音」のみで錯覚しますが、実際は「包丁を研ぐ音」と「縛って殺そう」という「会話」から錯覚します
ここは画像はいらずセリフだけで良い場面なので分かりやすくする為にも、ぜひセリフは入れて欲しかったです

その後、酒を買って帰ってきた呂伯奢をも殺害、「自分が人に背こうとも、人が自分に背くのは許さん」という名言を吐きます。
この辺はしっかり押さえられています

>曹操は全国に檄文を送り、袁紹を盟主とする董卓討伐軍を編成
反董卓連合軍が結成され、袁紹が盟主となり洛陽に進撃します。
今回の題名は「董卓討伐軍」ですが、誰が参加したか?は省略されていました
せめてナレーションか字幕で連合軍の紹介は欲しいところです
特に『演義』の主役である劉備一党が安喜県の県尉を辞した(第2回)後、平原県の県令になり、公孫瓚の軍に加わって連合軍に参陣した説明は必要だったと思います。

>董卓軍には華雄という猛将がいた
水関において迎撃に出た華雄と連合軍が戦います。
呂布と華雄の「鶏を斬るのに牛刀を・・・」の下りは省略されていました。

>関羽が名乗りを挙げ、見事華雄を討ち取る
兵糧係の袁術が先鋒の孫堅に兵糧を送らなかったために孫堅が混乱、華雄に敗れる話は単に「孫堅が華雄に敗れる」という報告のみで省略されました
(当然、鮑信の先陣奪いは省略されます)
また、袁術は華雄に歯が立たない連合軍から関羽が出撃する際に「兵士の分際で!」と小物ぶりを遺憾なく?発揮し、後の袁術がらみの話の伏線となりますが、袁術が登場しません
分かり易くするために省略されたと思いますが、袁術は重要な人物だけに残念です。
袁術が省略されたため、関羽をなじる「小物役」が袁紹になっており、『演義』での袁紹の人物像である「決断力が無い」に加え、「官職を鼻にかける小物」という性格まで付加され気の毒です・・・
華雄に斬られる兪渉と潘鳳(物見のセリフで紹介)がでてきました
省略されかねない武将だけに驚きです
ただ、潘鳳の武器が巨大なマラカス状の「鉄槌」になっていましたが、「大斧」の誤りです。

>今度は呂布が立ちはだかる
続いて虎牢関において呂布が出撃してきます。
(史実では水関と虎牢関は同一です)
『演義』では呂布には方悦、穆順、武安国が挑み方悦、穆順は討ち取られ、武安国は腕を切り落とされててしまいます。
アニメでは2人討ち取られた(紹介なし)ので武安国は省略されたと思います。

続いて公孫瓚が呂布に挑みますが、あっさり退けられ(公孫瓚の武器が「剣」でしたが「槊(さく)」です)、張飛、劉備、関羽の3対1での一騎打ちが行われ、呂布が撤退します。
呂布の退却をもって連合軍が勝鬨を上げていましたが、実際は呂布退却後に虎牢関を攻撃しますが、攻略にはいたっていません。
また、董卓も虎牢関に来ていますがアニメでは来ていないようでした

>曹操と袁紹は董卓軍の壊滅をさせるため、王允に密書を送り、朝廷内外から董卓軍の挟み撃ちを謀る
アニメでは曹操が洛陽の王允に密書を送り、内外から董卓を攻撃しようとしていましたが、この話は完全な創作です
しかも、結構長い時間を割いていました
ここに時間を割くのなら、連合軍の結成に時間を割いた方が良かったと思いますが、次回活躍する貂蝉に視聴者の感情移入をさせるための演出だと思われます。
また、司徒である王允に兵権はありませんが、短期間でどうやって兵を集めるのでしょうかこれは少し無理がありました

>董卓は、都を洛陽から長安に遷都
董卓が長安遷都を断行します。
一般的には「連合軍の攻撃を防ぐため」と思われがちですが、アニメでは『演義』に忠実で「運気」を理由としてました
おおぉぉ~

遷都を告げた董卓に文官の1人が反対し即刻殺されました。
『演義』では最初に遷都に反対した高官の楊彪、黄琬、旬爽の3名が罷免、後で反対した周、伍瓊の2名が処刑されます。
この辺りの省略は仕方ないと思います。

次回はいよいよ「美女連環の計」です。
貂蝉は『演義』では呂布の妾となりますが、『横山 三国志』では自害してしまいます。
さてどのように描かれるのでしょうか?
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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