当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

最強武将伝 三国演義 第12話「三つの条件」

今回は劉備による袁術討伐出陣から、白馬の戦いまで(『演義』第21回途中~第25回途中)までです。




徐州に到着した劉備一行は、袁術軍と対陣した。
張飛が相手方の猛将・紀霊との一騎打ちに勝利したのを皮切りに、一気に劉備軍が攻めかけ、袁術軍は大敗を喫した。その逃避行中、袁術は病にかかりこの世を去った。

劉備大勝利の知らせを曹操は耳にした。
が、その知らせをもたらしたのは、劉備軍を監視するはずの朱霊と路昭であった。
2人は劉備に追い返されたのであった。

激怒した曹操は、徐州の長官を務めている車胄に劉備暗殺の密書を送った。
密書を受け取った車胄は劉備の暗殺にかかるが、警戒していた劉備軍に返り討ちにあう。
劉備は袁紹と手を組み曹操を攻め落とす覚悟を決める。
そのことを知った曹操は、劉岱を差し向けた。

劉岱と対陣したのは張飛。
張飛は陣中で居眠りをした兵を処罰し、自分は酒を飲み始み始めるという暴虐ぶり。
これを不服に思った処罰された兵は、劉岱の陣に駆け込み、張飛が酒を飲み酔っ払っていることを告げる。
劉岱は勝機とみて攻めかけたが、張飛は待ち伏せをし、劉岱を生け捕りにしたのだった。
張飛から報告を受けた劉備は酒を飲んでいたことをたしなめたが、張飛が飲んでいた酒甕を検めると、それは水であった。

劉岱敗北を知った曹操は、いよいよ自身で徐州へ攻めかけることにする。
曹操軍の数と謀略に劉備と張飛は敗れ去り、行方をくらましてしまう。
その頃関羽は、劉備の家族を守るため、1人下邳にいた。
それを知った曹操は関羽の武勇と忠義を我がものにしようと張遼を派遣した。
関羽は、3つの条件を出し、劉備の行方がわかったら退転することを条件に投降した。

行方をくらましていた劉備は、やっとのことで袁紹のもとに辿り着き、袁紹に曹操討伐を決意させ、曹操も迎え撃つために出陣した。
対陣する両軍の前で、袁紹方の将軍・顔良がその勇猛を奮う。
顔良の前に手も足も出ない曹操は、顔良に匹敵する自陣の武将を出陣させることにした。
<登場武将>
劉備
関羽
張飛   
曹操
荀攸
郭嘉
夏侯惇
徐晃
張遼

許褚
車冑
朱霊
路昭
劉岱
  (赤文字:初登場)


今回は曹操対袁紹の初戦「黎陽の戦い」、董承等による曹操暗殺計画の露見が省略、他にも細かいところがチョイチョイ省略されていたので、話が進みました。

>徐州に到着した劉備一行は、袁術軍と対陣した。
上記の「あらすじ」はテレビ大阪のサイトから拝借しているのですが、アニメ本編に描かれていない場面が平気で出てきます
今回も前回終了時の「次回予告」とテレビ大阪のサイトの「次回あらすじ」と静止画のキャプチャーを見て、やっと袁術登場・・・と思いきや、今日の放送で袁術と思っていたのは車冑でした
それにしても車冑は袁術と見紛うほど醜悪な顔でした

あらすじには劉備と袁術の戦いが書いてありますが、放送では全省略でした
当然、張飛と紀霊の一騎打ちも、袁術の最期も出てきません。

>その知らせをもたらしたのは、劉備軍を監視するはずの朱霊と路昭であった。
曹操配下の武官として于禁、典韋、許褚に続き朱霊と路昭が出てきましたが、完全ザコ扱いでした。
劉備に追い返された両名を曹操が斬ろうとしましたが、荀攸に止められていました。
実際は荀です。荀の残りの出番がだんだん少なくなっていますが、いまだに未登場です

>密書を受け取った車胄は劉備の暗殺にかかるが、警戒していた劉備軍に返り討ちにあう。
アニメでは車冑による劉備暗殺未遂があっさり描かれていました。
『演義』では陳登、陳珪の密告で車冑が劉備を暗殺しようとしているのを知った関羽、張飛が、徐州の出城にいる車冑の元へ張遼の名を語り援軍として到着したことを告げ、出迎えに来た車冑を独断で討ち取ります。

>劉備は袁紹と手を組み曹操を攻め落とす覚悟を決める。
>そのことを知った曹操は、劉岱を差し向けた。
アニメでは文官が劉備・袁紹の同盟を報告、即劉岱を徐州に差し向けました。
一応、曹操が「袁紹、劉備連合軍を破ってから劉備を捕らえに徐州に向かう」旨を告げていました。
徐州の押さえは劉岱のみで王忠は省略されていました
『横山 三国志』ではかなりザコ扱いの劉岱、王忠でしたが、アニメではなかなかイカツイ猛将に描かれていました。
一応、反董卓連合軍にも参加した諸侯の一人ですから妥当でしょう

『演義』では袁紹と親しい鄭玄に口添えを頼み、加勢を取り付けます。
袁紹は田豊、審配、沮授、郭図、許攸、荀に図り出陣を決断、審配、蜂起を総大将にして黎陽に布陣させます。
一方、曹操は孔融が反対しますが、荀に論破されて曹操自らが出陣します。
曹操は自身が袁紹と退陣している間の徐州の押さえに劉岱、王忠を差し向け時間稼ぎを命じます。
アニメでは「黎陽の戦い」事態は省略されていました。
結局、袁紹軍は武将同士のいがみ合いで長期の対陣のみで戦端は開かれませんでした。

>張飛は待ち伏せをし、劉岱を生け捕りにした
『演義』では、この前に関羽が王忠を生け捕りますが省略されていました
劉岱生け捕りの計略はほぼ『演義』通りです。

>劉岱敗北を知った曹操は、いよいよ自身で徐州へ攻めかけることにする。
逃げ帰った劉岱を曹操が斬ろうとするのを、またもや荀攸が諌めていました。
実際は孔融です。
『演義』ではコノ後、孔融が張繡、劉表を味方に着けるよう進言します。
張繡は賈詡の進言を入れて曹操に降伏しますが、劉表は孔融が推挙した禰衡にバカにされ結局同盟を断ります。
この場面はまるまる省略されました。
以前にアニメでは大きく取り上げられていた李粛が急に消えた例もありますし、張繡も消えていく可能性が大いにあります

さらに、前回の董承等による曹操暗殺計画が董承の下僕の密告で露見し、外地に出た劉備、馬騰を除いた董承らが全員処刑されます。
この曹操暗殺未遂も全省略でした
今後、この事件の顛末は語られるのでしょうか?

アニメでは徐州攻略を告げる曹操に荀攸が袁紹の心配を進言しますが、『演義』では曹操自身が袁紹の心配をし、郭嘉が安心させます。

『演義』では曹操侵攻を知った劉備が袁紹に加勢を求め、田豊も許都を衝く事を進言しますが、袁紹は末子(袁尚か?)の病気を理由に出兵しません。
『演義』では、この回前後の至る所で袁紹の優柔不断さが強調され、後の官渡での敗北の伏線が張られますがアニメではそこまでの掘り下げはありませんでした。

>曹操軍の数と謀略に劉備と張飛は敗れ去り、行方をくらましてしまう。

進軍中の曹操の軍旗が折れた事より、荀攸が「賢い人間はこう言う日を逃さぬもの」と言います
???意味がよく分かりません

軍旗が風で折れるのは、その後の戦いの吉凶、敵の動きを暗示する事象として『演義』には何度も出てきます。
『演義』ではこの時、荀が折れた旗の色から「夜襲がある」ことを見破ります。

>曹操軍の数と謀略に劉備と張飛は敗れ去り、行方をくらましてしまう。
謀略と言うほどの事ではありませんでしたが・・・
単に夜襲を見破られて包囲され惨敗します。

>その頃関羽は、劉備の家族を守るため、1人下邳にいた。
荀攸が関羽を野戦におびき出すよう進言しますが、実際は程の進言です。
今までは荀がするべき進言を程がしていましたが、荀攸登場後はほぼ荀攸が進言しています。

>関羽は、3つの条件を出し、劉備の行方がわかったら退転することを条件に投降した。
この辺りはおおむね『演義』通りです。
曹操が宴会、贈り物、美女、陣羽織と手を変え品を変え関羽を手懐けようとしますが、ほぼ省略されていました。
ただ、関羽といえば「赤兎馬」なので、赤兎馬を与える話は絶対外せないのですが・・・

>対陣する両軍の前で、袁紹方の将軍・顔良がその勇猛を奮う。
劉備にそそのかされる形で袁紹が出陣しますが、アニメでは出陣の経過は語られず、いきなりの白馬の戦いでした。
顔良に宋憲、魏続が討ち取られ、徐晃が退けられます。
宋憲の武器が「剣」でしたが、実際は「槍」です。

今回は曹操配下の武官として夏侯惇、徐晃が初登場でした。
ただ、夏侯惇の武器が「大斧」、許褚の武器が「鉄槌」と言うのはちょっと
徐晃は夏侯惇のよりも大きな大斧でしたが・・・
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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