当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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最強武将伝 三国演義 第17話「三顧の礼」

今回は劉備が単福こと徐庶を得るところから、諸葛亮に三顧の礼を尽くすまで(『演義』第35回途中?~第38回途中)です。






?を入れたのは、本編が始まってすぐにナレーションで袁家討伐で曹操が留守の許都を狙って劉備が挙兵した件が語られたからです
ただアニメでは「袁紹を討伐した曹操は南下し劉備を攻撃、劉備に抵抗する力は無く・・・」と言っていましたが、実際は曹操が袁紹討伐の留守中に劉備が劉辟、龔都とともに許都を攻撃、引き返してきた曹操に初戦は勝利するも逆襲を受け惨敗し劉表を頼ります。

官渡の戦いを制した曹操は、その勢いに乗じて南下し始めた。
圧迫され始めた劉備であったが、徐庶という冴え渡る軍師に出会った。
徐庶の活躍により徐々に立て直し始めた劉備軍であったが、徐庶の存在を知った曹操は、謀略により徐庶を劉備から引き離してしまった。
泣く泣く劉備のもとを離れることになった徐庶だが、別れの時、『臥龍先生』こと諸葛亮を次の軍師として推薦した。
劉備はすぐに諸葛亮を仲間にすべく動き出した。
彼の住まいを訪ねたが、留守であり、面会を断念した。
話に聞く諸葛亮の偉大さに、劉備は益々惹かれて行く事になる。
二度目は雪の中訪問した。
しかし、弟の諸葛均には会えたものの、諸葛亮は不在であった。
この日も落胆して帰途につく。
三度目、劉備は、関羽と張飛の反対を押し切って、またも諸葛邸を訪問した。
すると、小間使いは諸葛亮が寝ていると言う。
そこで、劉備は期待を胸に諸葛亮が起きるまで待つことにした。
<登場人物>
劉備
関羽
張飛
徐庶
孫乾

曹操
程
曹仁

諸葛均
崔州平


実は前回の放送(第30回途中~第33回最後)と今回の放送(第35回途中~第38回途中)の間に、実際は第34回「蔡夫人、屏を隔てて蜜語を聴き 劉皇叔、馬を踊らせ壇渓を過ゆ」が入りますがアニメでは省略されました。

この省略された第34回を簡単に説明すると、
冀州城付近で曹操が銅製の雀像を発見し銅雀台の建設を開始します。
許都に戻った曹操は劉表を討伐しようとしますが、荀の献策に従い兵を休め国力増強を行います。

一方、劉表に熱烈に迎えられた劉備は江夏で反乱した張武と陳孫を討伐し、名馬的廬を得ます。
劉備は的廬を劉表に送りますが、蒯越の「凶馬」との判定に恐れ劉備に返却します。

劉表は劉備に荊州周辺の勢力への押さえを任そうとしますが、劉備を警戒する蔡夫人と蔡瑁の進言に従い襄陽城外の新野に駐屯を命ぜられます。
劉備に長子の阿斗(劉禅)が誕生します。

劉備は曹操が再び袁家討伐に許都を留守にしたのを狙って、曹操を討つように劉表に進言しますが劉表により拒否されます。

ある日、劉表は劉備に後継問題を相談します。
劉備は先妻・陳夫人の子である長兄の劉を推しますが、実子である劉に跡を継がせたい劉表の後妻・蔡夫人に聞かれ、夫人は弟の蔡瑁と計って劉備の暗殺を企てます。
酒席の後、蔡瑁が劉備を暗殺しようとしますが伊籍が劉備に密告したので辛くも難を逃れます。

蔡瑁と蔡夫人は再び劉表に酒席を設けさせ、再度劉備暗殺を謀りますが、再び伊籍の密告で難を逃れ的廬の活躍もあって討手を振り切ります。

新野への帰路、水鏡先生こと司馬徽に遭った劉備は自軍を自在に動かせる軍師の必要性を知り、軍師を探す決心をします。
そして、新野において明主を望んでいた単福こと徐庶を発見し、軍師とします。

劉表と劉備の信頼関係、劉表の優柔不断さ、蔡瑁の暗躍などなど物語上結構重要な場面なのですが、なぜか省略されました。
また、これだけ劉備と接点のある劉表ですが、今のところ登場していません
袁術同様に空気・・・?

>官渡の戦いを制した曹操は、その勢いに乗じて南下し始めた。
手始めに曹仁に李典、呂曠、呂翔を付けて樊城に入れ、新野を攻撃させます。
劉備は徐庶の策により関羽、張飛、趙雲の活躍で呂曠、呂翔を討ち取ります。
怒った曹仁は李典の進言を聞かずに八門金鎖の陣を敷いて、劉備に挑みますが再び徐庶の策に敗れ、さらに夜襲をかけますが又も徐庶に見破られ大敗、樊城も奪われます。
アニメでは戦いの経過はすべて省略され、ナレで処理されていました。
しかも劉備が曹操軍に攻撃をかけ、曹仁が破れて樊城を奪われたような内容でした

この後、戦勝を祝う宴で劉備が劉封を養子にしますが、省略されていました。
この時関羽が既に実子が居る劉備に養子を迎える事に反対し、後の麦城の戦いで劉封が関羽に援軍を送らない事への伏線が張られますが当然省略されました。

>徐庶の存在を知った曹操は、謀略により徐庶を劉備から引き離してしまった。
有名な程の偽手紙の策です。
ただアニメでは程が「徐庶を呼び寄せるには母親を人質に取るのが良い」と進言するのみで、かなり「意訳」されています
しかも、偽手紙の策略は一切示されず、最初に母親から徐庶への手紙で「徐庶が来るのを待っている」と告げながら、後に張飛のセリフで「徐庶の母親が息子が曹操に着いたのを嘆き悲しんで自殺した」と告げられます。
手紙と母親の行動の整合が取れていないにも関わらず、その説明や疑問は無く劉備も「何・・そうか・・・」で終わってしまいます
『演義』では程が偽手紙を出すまでの詳細、劉備を訪ねてきた司馬徽の助言と2度に渡ってこの策が解説されます。

程の最初のセリフで「偽の手紙で呼び寄せましょう」という一言で済む演出なのですが・・・相変わらず視聴者に優しくないアニメです。

>泣く泣く劉備のもとを離れることになった徐庶だが、別れの時、『臥龍先生』こと諸葛亮を次の軍師として推薦した。
去り際に徐庶が孔明灯(熱気球)が飛び交う中、諸葛亮と心の会話をする場面がありましたが全てアニメの創作です。
また、アニメでは去り際に臥龍(伏龍)=諸葛亮の名前しか出していませんでしたが、『演義』では鳳雛=龐統も明かします。
伏龍・鳳雛は一対なので省略は頂けません

>彼の住まいを訪ねたが、留守であり、面会を断念した。
多少の脚色はありましたが、概ね『演義』通りでした。
ただ、劉備が風邪をひくのはアニメの創作です。
大変な苦労をして諸葛亮の元を尋ねている事を表すための演出と思われます。

>二度目は雪の中訪問した。
アニメでは雪のため徒歩で臥龍岡に向かいます。
映像では馬が通れない程の豪雪では無かったのですが・・・?
これも大変な苦労をして諸葛亮の元を尋ねている事を表すための演出と思われます。

『演義』では騎乗で向かい、途中の酒屋で石広元(石韜)と孟公威(孟建)と会い、その後諸葛亮の家に向かいます。
さらに、諸葛均と語り、書置きをしたのち今度は黄承彦と出会います。

アニメでは諸葛亮家に直行し、諸葛均と会話、書置きをしてそのまま帰ります。

>三度目、劉備は、関羽と張飛の反対を押し切って、またも諸葛邸を訪問した。
アニメでは「桃園の誓いをした記念日」となっていましたが、これまた創作です。
これも桃園の誓いの記念日より諸葛亮の元を尋ねる事が大事ということを表すための演出と思われます。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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