当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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最強武将伝 三国演義 第23話「赤壁・十万本の矢」

今回は草船借箭から蔡中、蔡和の埋伏の毒まで、(『演義』第46回~第46回途中)です。






諸葛亮は蔡瑁・張允の失脚の全てを見通していた。
魯粛からそのことを告げられた周瑜は、益々諸葛亮を恐ろしく感じ、都合良く抹殺する方法を思案する。

周瑜が考え付いた諸葛亮抹殺計画は10日以内に10万本の矢を用意するという無理難題を押し付け、用意できない、もしくは逃げ出した場合に諸葛亮を処刑するというものであった。
すると、諸葛亮は平然と難題を受け、しかも3日以内に用意すると言い、誓約書まで交わしてしまった。

周瑜は諸葛亮が逃げ出すと思いこみ、逃走阻止に対する万全の措置を取った。

諸葛亮は、2日目の霧の濃い夜に突然、24艘の船を出した。
諸葛亮を敬服し心配している魯粛は逃走するためとばかり思ったが、船は曹操軍目がけて突進していく。
曹操軍の前まで来た諸葛亮は開戦の合図を鳴らす。
曹操軍は奇襲だと思い、押し寄せる呉軍船に対し、弓を引き絞り、一斉乱射を始めた。
曹操軍の弓は次々に呉軍船に突き刺さる。
その時、諸葛亮は何もせず、ほくそ笑みながら魯粛と酒を酌み交わしていただけであった。
船全体に矢が突き刺ささると、退却の号令が発せられた。
諸葛亮はこの日に霧が出ることを見通していた。
そこで、奇襲に見せかけ、視界の悪い濃霧のために曹操軍が矢を乱射するのを見越し、それを回収するという手段にでたのだ。

翌朝、周瑜はいよいよ諸葛亮を捕らえようと息巻くが、諸葛亮は10万本を超える矢の用意ができていた。
周瑜は呆気に取られながら、笑顔で取り繕った。
数日後、周瑜は曹操軍を破る妙計を思索している。
諸葛亮の知謀の偉大さを再認識した周瑜は、2人でお互いの考えを手のひらに書き、見せ合うことにした。
彼らの手には「火」の文字が書かれていた。

その時、周瑜のテントに曹操に殺された蔡瑁の一族、蔡和と蔡中が投降してきた。
蔡瑁を殺された復讐をしたいという。
周瑜は快諾したが、テントを去る2人を冷笑しながら見送った。

<登場人物>
周瑜
魯粛
甘寧
丁奉

諸葛亮

曹操
于禁
毛玠
荀攸
蔡中
蔡和



今日は「10万本の矢」にのみ絞った回でした。
特に大きな省略や創作は無く、1ヶ所を除いて大体『演義』通りでした。

>周瑜が考え付いた諸葛亮抹殺計画は10日以内に10万本の矢を用意するという無理難題を押し付け、用意できない、もしくは逃げ出した場合に諸葛亮を処刑するというものであった。
アニメでは周瑜が練兵の様子を諸葛亮に見せながら、矢を調達するよう頼んでいましたが、『演義』では単に「軍議」の席上となっています。

>周瑜は諸葛亮が逃げ出すと思いこみ、逃走阻止に対する万全の措置を取った。
アニメでは周瑜が「諸葛亮が逃げ出す」を前提に違約、捕縛の準備を進めていましたが、『演義』では「矢を造らせない(期日に間に合わせない)」事による違約、処刑を目論んでおり、アニメと『演義』では多少解釈が異なります。
その為、アニメでは逃げるであろう諸葛亮を捕縛するための見張りとして丁奉が派遣されていました。
丁奉は、この後の赤壁の合戦直前に諸葛亮が東南の風を吹かせる場面で、周瑜に命ぜられ徐盛とともに諸葛亮捕縛に向かう場面での登場します。
少し早い登場ですが、捕縛といえば丁奉と言う事なのでしょう。
『演義』では周瑜が諸葛亮が逃亡するとは考えていないので、当然見張りは着けていません。
今回の『演義』との最大の相違点がこの場面でした。

>曹操軍は奇襲だと思い、押し寄せる呉軍船に対し、弓を引き絞り、一斉乱射を始めた。
曹操が于禁と毛玠に命じて矢を乱射させていました。
『演義』ではこの両名に加え、張遼、徐晃が加わります。
毛玠が初登場(正確には前回、無名の武将として登場)でしたが、猛将風の絵でした。
毛玠は『演義』では曹操陣営の人材を褒めることに繋がるため事蹟が殆ど省略されていますが、『正史』では『魏書』に独立した伝があるほどの優れた政治家で、アニメの絵は少し印象が異なりました。
ただ、『演義』ではこの赤壁の際の水軍都督しか出番が無いので、まぁ仕方ないでしょう。
文官風の蔡瑁もかなり違和感がありましたが・・・

その後の展開は『演義』とほとんど一緒でした。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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