当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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最強武将伝 三国演義 第24話「赤壁・苦肉の計」

今回は黄蓋による苦肉の策から龐統による連環の計まで、(『演義』第46回途中~第47回最後)です。




呉軍テント内で周瑜が諸将に命令を下している。
しかし、老将黄蓋が異議を唱えた。
これに腹を立てた周瑜は、黄蓋を棒叩きの刑に処し、とりなした甘寧をも侮辱した。
この光景を、曹操方から投降してきたばかりの蔡和・蔡中がつぶさに観察している。

作戦会議後、魯粛は諸葛亮に黄蓋の件で不満を漏らした。
すると諸葛亮は、あれは全て演技であったと答える。
周瑜と黄蓋の魂胆を看破していた。

傷だらけの黄蓋のもとに、参謀闞沢が訪れた。
闞沢も演技であったことを見通していた。
黄蓋は彼に曹操への書簡を手渡し、密使として送りこんだ。

黄蓋からの書簡を読んだ曹操だが、黄蓋の投降に疑念を抱く。
弁舌の闞沢が巧みに曹操を丸めこみにかかる。
丁度そこへ、蔡和・蔡中からの密書が届き、周瑜の黄蓋処罰の事実を告げる。
このことで真実味を感じた曹操は、ついに黄蓋投降を承知した。

呉軍に帰った闞沢は、蔡和・蔡中をいぶり出すことにした。
蔡氏兄弟は甘寧を見張っていた。
そこでテント内で、甘寧と闞沢はわざと周瑜への不満を口にする。
蔡氏兄弟は罠とも知らず、テントに入って行き、自分たちは曹操の密偵だと告げ、甘寧・闞沢・黄蓋の曹操軍投降を信用してしまった。
そして、兄弟は密書にて曹操にこのことを告げた。

それでも曹操は、まだ呉軍諸将の投降を信じ切れていない。
そこで蒋幹をまたもや派遣し虚実を探らせることにした。

蒋幹が周瑜を訪れると、周瑜は前回の来訪時に密書を盗んだことを攻め、西山へ追放してしまう。
仕方なく西山に向かう蒋幹は途中、諸葛亮に並ぶと称される龐統と出会った。
龐統は周瑜をさげすみ曹操のもとへ行きたいという。

蒋幹は喜んで龐統を曹操に引き合わせた。
龐統は陣営を見たいと願い出た。
曹操が水軍を紹介したとき、龐統が優れた軍医がいるか質問した。
慣れない北方人が船に乗る場合、軍医が必要だという。
事実、曹操軍は病に悩まされていた。
唯一の解決策は船を繋ぎ合わせ陸の様にすることであると龐統は加えた。
すると曹操は、龐統の策を取り入れるよう指示を出した。

龐統は呉軍の諸将の投降を説得しに行くといい、一度呉軍に帰ることとなる。
龐統は作戦の成功に満足していた。
曹操に吹き込んだことは全て周瑜と打ち合わせたことであったのだ。
しかし、満面の笑みで船に乗り込む龐統は突然、徐庶に引き止められ驚く。
彼は、黄蓋・闞沢の謀略、龐統の計略の全てが火攻めを行うためだと見通していたのだった。
<登場人物>
周瑜
魯粛
闞沢
黄蓋
甘寧

諸葛亮
龐統

曹操
蒋幹
徐庶
蔡中
蔡和



このアニメ、第24回にして多少の省略はあるものの初めて完全に『演義』通りに展開しました。
心なしかTVOサイト内のあらすじ(上記)も何時になくしっかり書かれています。

書くことも特にないのですが、せっかくなので重箱の隅をつついてみたいと思います。

>呉軍テント内で周瑜が諸将に命令を下している。 
先週は蔡中・蔡和が投降してきた場面で終わりましたが、今回はいきなり軍議(諸葛亮の起床)からの開始でした。
『演義』では蔡中・蔡和の投降を諸葛亮はあっさり見抜き、魯粛を驚かせます。

>これに腹を立てた周瑜は、黄蓋を棒叩きの刑に処し、とりなした甘寧をも侮辱した。
『演義』では黄蓋と周瑜が前夜に打ち合わせ、翌日の軍議で一芝居打ちます。
『演義』の書き方では先に落ちがばらされてしまうので、アニメのほうが物語としては面白いと思います。

>すると諸葛亮は、あれは全て演技であったと答える。
今回で唯一『演義』と異なっていた箇所です。
アニメでは諸葛亮が苦肉の策を見破っていることを魯粛に口止めし、周瑜は魯粛のウソの報告(諸葛亮も苦肉の策と見破れずに嘆いていた)をウソと見抜き、魯粛に諸葛亮を暗殺することの重要さを説きます。
  
一方の『演義』では諸葛亮が苦肉の策を見破っていることを魯粛に口止めし、周瑜もまた魯粛のウソの報告(諸葛亮も苦肉の策と見破れずに嘆いていた)に満足して、魯粛に苦肉の策であることを告げます。

『演義』の周瑜は悲しいくらい完全に諸葛亮の引き立て役ですが、アニメの周瑜は原作という限られた枠の中で最大限に脚色されており人間味があり、諸葛亮に敵わないまでも有能に描かれています。

その後は『演義』とほぼ同様の展開でした。
曹操が投降を約した闞沢に「高い位」、龐統には「三公」と描き分けたり、龐統の家族に安全を保証すべく「書き割り」(アニメでは立て札と訳されていましたが)を書いたりと、『演義』を読み直さないと忘れている、言わば省略しても良いような細かい場面が忠実に原作通りに散りばめられている相変わらずの回でした
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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