当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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最強武将伝 三国演義 第25話「「赤壁・東の風」

今回は龐統による連環の計が徐庶に見破られる場面から、劉備陣営による曹操の退路に伏兵するまで(『演義』第48回~第49回途中)です。






自分の謀略に気付かれたは龐統は、徐庶を殺そうとした。
しかし、徐庶は曹操軍を抜けたいという。
安心した龐統は曹操軍を抜け出す策を与え去って行った。

曹操軍で西涼にいる馬騰が反乱を起こしたという噂が流れた。
徐庶は西涼の守りを願い出て、曹操は了承した。
実は徐庶は自ら噂を流し、曹操軍を抜け出すことに成功したのだった。

曹操水軍では龐統が授けた軍船連結の策がついに完成し、曹操は大満足している。
参謀の程は火攻めを心配していたが、曹操は立秋過ぎのこの時期に自軍に不利な東南の風が吹くはずが無いと高をくくっていた。
連結軍船の上で盛大な酒宴を催し上機嫌の曹操であった。

その連結軍船を対岸に眺めながら、周瑜は憂鬱であった。
黄蓋と闞沢、そして龐統の謀略が全てうまくいったものの、火攻めの際肝心の風向きが良くない。
南風のまま火攻めを行うと自軍に被害が出てしまう。何としても東南の風が欲しいのである。
思い悩んでいた周瑜は突然血を吹いて倒れてしまった。

その頃、諸葛亮は劉備の密使と面会しており、手紙を手渡していた。
密使が去った後へ、魯粛が現れ、周瑜が倒れたことを告げた。
周瑜のテントに訪れた諸葛亮は既に病の原因を看破していた。
東南の風のことを思い悩むことからくる心労だという。
そこで諸葛亮は自分が東南の風を吹かせると約束した。 
諸葛亮は七星壇に祈祷姿で現れ、風請いの儀式を始めた。
しかし、一向に風は吹かない。
周瑜は失望し始めていた。
そこへ甘寧が蔡兄弟を逮捕したことの報告に現れた。
周瑜は2人を処刑するよう命じ、ここに曹操方の密偵は始末されることとなる。

諸葛亮を信じたことを後悔し、周瑜は完全に東南の風を諦めてしまった。
しかし、突然一陣の風が吹いた。
それは東南の風であった。

周瑜は風になびく軍旗を眺めつつ冷笑すると、諸葛亮抹殺の命令を下した。
命令を受けた丁奉と徐盛は七星壇に急行するが既に諸葛亮の姿はなかった。
諸葛亮は風が吹いたら周瑜が自分を抹殺すると見越しており、劉備軍に逃走の手配をさせておいたのだ。
諸葛亮逃亡を知らされた周瑜は驚くが、風が吹いている今が好機と見極め、曹操軍攻撃を指揮し始めた。
逃亡した諸葛亮は無事に荊州の劉備軍に合流し、すぐに決戦が始まり必ず周瑜が曹操に勝つ旨を諸将に告げ、次々と軍令を下した。
登場人物
周瑜
魯粛
甘寧
黄蓋
丁奉
徐盛

曹操
程
夏侯惇
曹仁
張遼
于禁
毛玠
劉馥
蔡中
蔡和
徐庶

劉備
諸葛亮
関羽
張飛
趙雲
劉封
糜竺
麋芳

劉
龐統


>自分の謀略に気付かれたは龐統は、徐庶を殺そうとした。
公式サイトのあらすじは上記のようになってますが、実際はお互いが分かり合っての戯れに描かれていました。
『演義』ではアニメのように龐統が袖の下に刀を隠し持っている描写はなく、また徐庶のセリフもアニメでは「いずれ私は曹操に殺される身だから、ここを抜け出したい」と言っていましたが、『演義』では「ここにいては戦闘の最中に死んでしまうかも知れないから、この場から去りたい」と少し捉え方が異なります。

>徐庶は西涼の守りを願い出て、曹操は了承した。
馬騰の名だけでしたが、本来は韓遂もです。
アニメではそれほど重要な情報ではなく「様子見」程度に捕らえられていましたが、『演義』では結構重大な案件です。
現に、赤壁の後、曹操は脅威になっていた馬騰を暗殺、その子・馬超と韓遂に苦戦します。
西涼に向かったのが徐庶だけでしたが、『演義』では臧覇を先手としてつけています。

>参謀の程は火攻めを心配していたが、曹操は立秋過ぎのこの時期に自軍に不利な東南の風が吹くはずが無いと高をくくっていた。
程が火計を警戒する際に夏侯惇と曹仁が同席していました。
夏侯惇は曹操とともに出陣していますが、曹仁は南郡(江陵)を守備しているはずです。

>連結軍船の上で盛大な酒宴を催し上機嫌の曹操であった。
有名な「短歌行」を吟じる場面です。
『演義』では矛を携えた泥酔した曹操が自ら朗々と歌いあげる名場面ですが、アニメでは余り酔ってない様子でした。
ちなみに歌われたのは最初と最後でした。まぁアニメなので、省略は仕方ないでしょう。

この詩に難癖をつけた劉馥が曹操に殺されます。
『演義』では泥酔の上での過ちとして曹操は痛く後悔しますが、アニメではその場面が無かったので単なる冷酷な独裁者のようでした。
このアニメの曹操は絵に書いたような悪役曹操です・・・

何やら前漢の名将・霍去病の逸話が出てきましたが、あいにくの勉強不足で知らない話でした。
『演義』にも出てこない説話です。

『演義』ではこの宴の後、曹操が水陸両軍の練兵を行います。
その際に程が火計を警戒、荀攸が賛同しますが、アニメではコノ場面を宴の前に持ってきていました(荀攸は省略される)。

また、この練兵の際、焦触と張南が呉軍に水上戦を仕掛けますが、あっさり韓当と周泰に討取られ、加勢に出た文聘も退けられます。
アニメではこの戦いは省略されていました。

>密使が去った後へ、魯粛が現れ、周瑜が倒れたことを告げた。
アニメでは劉備が周瑜の陣営を尋ねる件が省略されていたので、諸葛亮が呉の陣営を離れる策は「密使」が伝えていました。

>そこへ甘寧が蔡兄弟を逮捕したことの報告に現れた。
周瑜は2人を処刑するよう命じ、ここに曹操方の密偵は始末されることとなる。

蔡中と蔡和の処刑は速すぎます。
蔡和は東南の風を得て出撃する呉軍の生贄として周瑜に処刑され、蔡中は内応したフリをしている甘寧を曹操の陣まで案内した際に殺されます。

>命令を受けた丁奉と徐盛は七星壇に急行するが既に諸葛亮の姿はなかった。
『演義』通りの展開でした。
ただ、最初の登場場面ではしっかり描き分けられていた両者が、諸葛亮暗殺に失敗し周瑜の前に平伏している場面では手抜きの「絵」(両名とも同じ顔)になっていました・・・
どうでも良いことですが・・・

来週でようやく赤壁の戦いが終わり、また元の高速展開&省略展開にが再開される見通しです。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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