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最強武将伝 三国演義 第41話「南蛮王・孟獲」

今回は趙雲と魏延が抜け駆けするところから、孟獲が3度目の釈放されるまで(『演義』第87回途中~第88回最期)です。






孟獲方の3人の砦についた趙雲は、迎撃に出た金環三結と董荼那と一騎打ちをするが、呆気なく勝負をつけた。
溜まりかねた金環三結は部下たちに総攻撃を命ずるが、その部下の後ろから突然火の手が上がり、一隊が攻めてきた。
魏延一隊である。
挟み撃ちに会った孟獲軍は、壊滅した。
最後まで抵抗した金環三結は切り捨てられ、董荼那と阿会喃は投降した。

その頃蜀軍陣営では諸葛亮と馬謖が地図を広げている。
諸葛亮は趙雲と魏延を発奮させるため、わざと若い将軍を重用していたのだ。
そして、2人が元帥たちの討伐に向かい成功することを見通していた。

そこで馬謖に砦を奪い返しに来る孟獲を生け捕りにするよう命じた。
孟獲は間もなく馬謖・趙雲・魏延に捕らえられた。
董荼那と阿会喃は諸葛亮の前に引き出されるが、縄を解かれ、厚いもてなしを受け、無事に開放された。
続いて連れて来られた孟獲は不満を露わにし、もう一度戦って負けたら、負けを認めるという。
そこで諸葛亮は、孟獲の縄を解き、再戦の機会を与えた。

釈放された孟獲は、董荼那と阿会喃と合流し、軍を整え再び蜀軍に攻めかけた。
先鋒を董荼那に任せ出陣させた。董荼那は馬岱と対陣するも、諸葛亮に恩義を感じ、攻めることなく撤退した。
これを知った孟獲は激怒し、斬首しようとしたが、諸将の請いを容れ、棒たたきの刑に処した。

これに憤慨した董荼那と阿会喃は夜中に泥酔している孟獲を縛り上げ諸葛亮に突き出した。
再び諸葛亮の前に縛り上げられた孟獲はまだ納得がいっていない。
部下に裏切って捕まったから負けではなく、もう一度捕まったら心から投降するというのだ。
そこで諸葛亮はまたも釈放した。

次に孟獲は弟の孟優を使者として財宝を諸葛亮に届け、油断しているうちに内外から蜀軍を壊滅させようとした。
しかし、諸葛亮は全てを看破しており、使者として現れた孟優を酒宴に招き、睡眠薬で眠らせておいた。
そうとも知らず攻め入った孟獲は、たちまち捕らえられた。 
孟獲はまたも自分のせいで負けたのではないと言い張る。
諸葛亮は彼を釈放した。
途方にくれた孟獲は、所有財産を全て用いて僚族の兵を借り、今度こそ諸葛亮の鼻を明かすことを誓った。
<登場人物>
諸葛亮
馬謖
趙雲
魏延
馬岱

孟獲
祝融
孟優
阿会喃
董荼奴
金環三結


今回は『演義』の1回と半分しかありませんでしたが、結構な省略と意訳がありました。

>孟獲方の3人の砦についた趙雲は、迎撃に出た金環三結と董荼那と一騎打ちをするが、呆気なく勝負をつけた。
「趙雲と魏延を発奮させるため、わざと若い将軍を重用」とありますが、アニメでは「若い将軍」は馬謖だけでした。
『演義』では馬謖では無く、王平、馬忠、張嶷、張翼を使用します。

蛮兵の斥候を捕らえて道案内させるのは『演義』通りですが、金環三結、董荼那、阿会喃の陣が「三洞元帥の砦」と言う1ヶ所だけになっていました。
『演義』では別々の場所に布陣しています。

趙雲が陣の前で金環三結と「トキによりけり」や「トシによりけり」などのやり取りをしていましたが、アニメの創作です。

>溜まりかねた金環三結は部下たちに総攻撃を命ずるが、その部下の後ろから突然火の手が上がり、一隊が攻めてきた。
魏延の一隊である。

>最後まで抵抗した金環三結は切り捨てられ、董荼那と阿会喃は投降した。
アニメでは魏延が裏手から現れて董荼那、阿会喃をあっさり捕らえます。

『演義』では真っ先に趙雲が金環三結を討取り、さらに趙雲と魏延が阿会喃、董荼那の陣をそれぞれ裏手から攻撃、時間通り正面から攻めてきた馬忠と王平とそれぞれ前後から攻撃します。
逃げた阿会喃、董荼那は諸葛亮の策により伏せていた張嶷、張翼が捕らえます。

かなりの意訳されていましたが、今回省略された王平、馬忠、張嶷、張翼は今後の「北伐」の主要武将なので、顔見せしておいても良いと思うのですが。

余談ですが、アニメ開始2回目の董卓が西涼から洛陽に出てきた際に、先陣を務めていた「謎の南蛮武将」は今回登場した金環三結と同一の武将でした。
ゲーム「三國志」並の顔グラ使い回しでした・・・

>そこで馬謖に砦を奪い返しに来る孟獲を生け捕りにするよう命じた。
『演義』では趙雲、魏延、関索、王平に命じます。

>孟獲は間もなく馬謖・趙雲・魏延に捕らえられた。
アニメでは谷間の道を進む蛮兵が蜀漢の伏兵に襲われ、孟獲もあっさり捕らえます。
『演義』では孟獲の副将・忙牙長と王平の一騎打ちで始まり、王平の偽りの退却、関索の偽りの退却により誘引された孟獲軍は張嶷、張翼の伏兵に遭い大敗、撤退中に趙雲、さらに魏延に攻撃され孟獲は捕らえられます。

諸葛亮が孟獲を手玉に取り完勝、『演義』では読者が爽快感を味わう初戦ですが、結構あっさり描かれていました。

>釈放された孟獲は、董荼那と阿会喃と合流し、軍を整え再び蜀軍に攻めかけた。
釈放された孟獲を祝融が迎えに来ていました。
『演義』では祝融はもっと後に登場します。
読者としては突然現れた女性武将、しかもなかなかの強者として強烈な印象を与えるのですが・・・
最初から登場するわ、やたらと出陣させてくれとせがむわ新鮮味が台無しです。
最初からオチの分かっている漫才を見ているようです。

蜀漢軍に加わった馬岱が孟獲軍の糧道を断つべく出陣しますが、アニメではあっさり砦を築いていました。
『演義』では毒の河の件がありますが、省略されていました。
南蛮の過酷な自然も蜀漢軍を悩ませますが、これもまた「南蛮征伐」の見所なのですが・・・

>先鋒を董荼那に任せ出陣させた。
『演義』では忙牙長が出陣し、馬岱に1合で討取られます。

>これに憤慨した董荼那と阿会喃は夜中に泥酔している孟獲を縛り上げ諸葛亮に突き出した。
>再び諸葛亮の前に縛り上げられた孟獲はまだ納得がいっていない。
ここで孟獲を釈放すると、自陣に戻った孟獲に董荼那と阿会喃が斬首されるのは確実なのですが、この事に対する説明は『演義』でも言及されておらず、なぜ諸葛亮が何の手も打たず孟獲を釈放したかは不明です。
ちなみにアニメでは釈放後の董荼那と阿会喃の動向は省略されていました。

>次に孟獲は弟の孟優を使者として財宝を諸葛亮に届け、油断しているうちに内外から蜀軍を壊滅させようとした。
この後の展開は『演義』通りでした。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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