当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

三七一高地 高射砲陣地

神戸市の象徴でもある六甲山系の中央部、摩耶山の東山に三七一高地 高射砲陣地が遺ります。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①(砲側弾薬置場) 南西から(兵庫)
▲4基ある砲座の1ッ

【探索日時】
平成23年1月21日





施設の概要
昭和12(1937)年8月15日、野砲兵第四聯隊兵営(信太山)において高射砲第三聯隊(竹田政一中佐、高射2個大隊、照空2個大隊、機関砲1個中隊、材料廠)が編成され、昭和13(1938)年5月21日、加古川に移駐、近畿地区に初めて高射砲部隊が創設されます。

昭和16(1941)年7月7日、關東軍特種演習の動員下令、高射砲第三聯隊は復帰し、同日、高射砲第三聯隊補充隊が動員され、19日、高射砲第三聯隊補充隊において大阪防空隊 高射砲第一(築山博一中佐)、同第二聯隊(樋口易信中佐)が臨時編成され、8月12日に臨時編成された大阪防空隊司令部(金岡嶠少将)に編入され、夫々大阪南部、同北部地区に展開し教育にあたります。

11月22日、大阪防空隊司令部は復帰、要員により中部防空旅團司令部(金岡嶠少将)が動員され大阪市立美術館に司令部を設置、同日、隷下部隊も復帰、大阪防空隊高射砲第一聯隊要員により防空第十一聯隊(樋口易信大佐)、同第二聯隊により防空第十二聯隊(土屋善輝中佐)が動員され、中部・近畿地区の防空にあたります。

昭和17(1942)年4月18日、ドーリットル空襲を受け、要地地上防空兵力強化のため、8月15日、中部防空旅團司令部は中部防空集團司令部(伊藤範治少将)に改編されます。

昭和18(1943)年8月7日、高射砲第三聯隊補充隊は復帰、補充隊要員により防空第十三聯隊(山岡重孝中佐)が動員され神戸地区に展開、昭和19(1944)年4月19日、防空第十三聯隊は高射砲第百二十三聯隊に改称され、湊川公園に聯隊本部を設置、各中隊を神戸地区一帯に配置して防空にあたります。

昭和20(1945)年4月28日、中部防空集團司令部は高射第三師團司令部(河合潔少将、天王寺)に改編され、大阪・神戸を中心に近畿、山陰、山陽、四国地区の防空を担当、少数の部隊で広範な神戸地区の防空を強いられ苦戦するなか8月15日、『大東亞戰爭終結ノ詔書』を拝し、16日、停戦を迎えました。

当該陣地ですが、『砲兵沿革史』(4巻下2、戦史・戦例第4部高射砲兵)に「伊藤旅団長は、到達高度を増加し、神戸北側の山系より進入する敵機に対応する為、7高4門の1コ中隊を六甲山腹標高371mの高地に配置した。このために旅団長は工兵第4連隊に依頼して進入路を開設した。その道路は傾斜1/4、曲率40mで平地から徒歩20分強を要するものであるが、進入に際し人員325名の他、重量物牽引車を大阪市より借用して2日を要した。じ後この中隊への諸補給には相当な運搬上の苦労をともなったことはやむを得なかった。
との記述があり、伊藤少将の在任期間(昭和17年11月9日~昭和19年3月1日)に設定され、高射第三師團の昭和20(1945)年5月の『阪神地区隊配備要図』には記載されるも、停戦時の配置図からは消えている事から、末期には移動している様です。


遺構について
行き方は後述します。
摩耶山の東山山頂(371m)に高射砲砲座4基(3基ほぼ完存、1基半壊)が西南西を指向して配置されています。
砲座には夫々コンクリート製の砲側弾薬置場が3基づつ付属し、3基は胸檣(砲座周囲の土堤)も辛うじて遺っています。

砲座周囲には附帯施設跡と思われる削平地、周囲には土留めの石垣やコンクリート擁壁、建物の残骸?が散見され、東側の尾根に建物基礎、北400mの451m頂上に石垣で補強された削平地があります。

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 摩耶山 高射砲2(兵庫)
▲昭和21年11月20日の陣地跡空中写真(国土地理院 M324-A-6)

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 摩耶山 高射砲4(兵庫)
▲中心部の遺構概要
 番号①~④:砲座
 赤線:石垣擁壁
 青線:コンクリート擁壁
 紫塗:砲側弾薬置場  
 
- 高射砲陣地中心部 「甲」 -
① 砲座
八八式七糎野戰高射砲の砲座で直径5mあります。
外周には高さ1mの土製の胸檣が廻らしてあり、保存度も比較的良好です。
砲座内部はかなり埋まっており、砲床等は見当たりませんでした。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①(砲側弾薬置場) 南西から(兵庫)
▲①砲座内部

砲座内にはコンクリート製の砲側弾薬置場(巾235×高100、内径巾185×高75㎝)が3個付属していますが、歪に配置されています。
弾薬置場の内部は湿気防止の板が張られ、引き違い戸が付いていた様ですが朽ち果てています。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①(砲側弾薬置場) 南東から(兵庫)

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①(砲側弾薬置場) 北から(兵庫)
▲砲側弾薬置場近影

砲座の入口(巾3×長2.7m)は石垣積みコンクリートで補強され、南側は人一人が立てる窪み(奥行120×巾130×高100㎝)があり、小隊長の位置と思われます。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①(入口北側擁壁) 南から(兵庫)
▲砲座入口の補強(北側)

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①小隊長位置の窪み 北西から(兵庫)
▲小隊長位置?の窪み

西側に煉瓦基礎ア(幅60×奥行120㎝)がありますが、詳細不明です。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①の西側にある構造物ア 北西から(兵庫)

同じく東側にも煉瓦基礎イがありますが、詳細不明です。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①(東にある煉瓦構造物イ) 南から(兵庫)

砲座①の東側斜面はコンクリート製擁壁(長7.2×高.2.9m)で補強されています。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座①北東胸檣のコンクリート擁壁 北東から(兵庫)


② 砲座
①と同規格です。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座②(砲側弾薬置場と入口擁壁) 西から(兵庫)
▲②砲座内部と入口の補強

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座②(砲側弾薬置場) 北から(兵庫)

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座②(砲側弾薬置場) 南から(兵庫)
▲砲側弾薬置場近影

砲座の入口(巾3×長2.7m)は石垣積みコンクリートで補強されていますが、小隊長位置と思われる窪みは崩壊して滅失しています。
上記①入口も補強されていたと思われますが、崩壊している様です。

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座②(①小隊長位置の窪み、②砲側弾薬置場と入口擁壁) 北西から(兵庫)
▲砲座②の入口周辺に煉瓦の基礎?が散乱しています


③ 砲座
①と同規格です。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座③(砲側弾薬置場) 南西から(兵庫)
▲③砲座内部

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座③(砲側弾薬置場) 北西から(兵庫)

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座③(砲側弾薬置場) 北から(兵庫)
▲砲側弾薬置場近影

こちらも砲座の入口は石垣で補強され、小隊長位置?も遺っています。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座③(砲側弾薬置場と入口擁壁) 西から(兵庫)
▲入口の補強


④ 砲座
他の砲座と同規格だったと思われますが、鉄塔建設により半壊しています。
砲側弾薬置場2基(1基は天板が崩落)が遺ります。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座④の鉄塔から南を(兵庫)
▲④砲座内部

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座④(砲側弾薬置場) 南西から(兵庫)
▲北側の砲側弾薬置場

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座④(南東の砲側弾薬置場) (兵庫)
▲崩壊した南側の砲側弾薬置場


各砲座は西側の通路で連結されており、この通路土堤のさらに西側に指揮所があったと思われますが斜面の崩壊により、崩落してしまった様です。
上掲の煉瓦基礎アや周辺に散らばる煉瓦残骸は指揮所の痕跡かも知れません。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座③西側の連絡通路 南から(兵庫)
▲連絡通路
 右側の石垣は砲座③入口


砲座③・④の南側に両砲座の斜面を補強する石積擁壁と削平地があります。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座③南側胸檣の石垣擁壁 南東から(兵庫)
▲石垣の補強

削平地は荒れが酷く探索していませんが、南西端に水滴型の窪地ウがあります。
長辺350×短辺220㎝で、内部はコンクリートで固められており、上端周囲は石組で補強されています。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座④南東下の穴 南から(兵庫)
▲窪地ウ


砲座から見た神戸市街
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 砲座④から南方向(神戸市街)(兵庫)


- 周辺の削平地 -
A 削平地
壁と思われる煉瓦、瓦が散乱しており屋根のある施設があったようです。
弾薬庫でしょうか?
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地A 東から(兵庫)
▲削平地A

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地A石垣 北西から(兵庫)
▲削平地A外周の石垣補強

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地A 廃材(兵庫)
▲瓦とコンクリート残骸


B 削平地
削平地Bは石垣で補強されています。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地Bの東面石垣 西から(兵庫)


C 削平地
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地C 北西から(兵庫)
▲北から

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地Cの北面、南面石垣 南西から(兵庫)
▲通路から見たC 削平地の北(奥)、南(手前)石垣擁壁


D 削平地
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地D 南から(兵庫)

D東下のコンクリート擁壁
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地D東面下の擁壁 南から(兵庫)

C、Dの間は岩が転がっていますが、ここも削平地だった可能性があります。


E 削平地
ここも石垣で補強されています。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地E 北から(兵庫)


- 兵舎地区 「乙」 -
昭和21年の空撮を見ると兵舎と思われる建物2棟があったようです。

F 削平地
北端に煉瓦の建物基礎(巾170㎝)、東側に連接してコンクリートの基礎(600×600㎝)が遺されています。
煉瓦基礎が円形に組まれている事から、炊事場でしょうか?
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地F 入口の残骸(兵庫)
▲西端の残骸

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地F 北側煉瓦遺構 南から(兵庫)
▲北端の煉瓦建物基礎

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地F 北側煉瓦遺構(中央円形積み) 南東から(兵庫)
▲煉瓦の円形構造物

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地F 東側コンクリート遺構(西側) 南西から(兵庫)
▲東側コンクリート基礎西側

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地F 東側コンクリート遺構(東側) 北西から(兵庫)
▲東側コンクリート基礎東側

G・H・I 削平地は結構な広さが有りますが、基礎など何も無い様です。


- ? 「丁」 -
昭和21年の空撮を見ると、小屋の様な建物があり、甲地区から軍道が見えますが詳細不明です(コンクリート水槽があるそうです)。


- ? 「丙」 -
大きな削平地で鉄塔4本が立っています。
最南の鉄塔北側に高さ40㎝程の石垣がありますが、高射砲陣地の擁壁と違い単に積んであるだけで詳細は不明です。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地丙 東から(兵庫)
▲削平地丙

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地丙 南端石垣(兵庫)
▲南端の石垣

当該陣地は関西に遺る数少ない高射砲陣地の遺構で保存状態も良く、神戸市には保存整備して欲しいものです・・・


行き方
阪急神戸線「王子公園駅」で下車、青谷川に沿って坂道を登っていきます。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 摩耶山 高射砲3(兵庫)
▲陣地への行き方(イ→ロ→ハ→甲)
イ:青谷道
ロ:上田道
ハ:旧摩耶道
ホ:東山尾根道
ト:東山東尾根
ニ:学校林道
ヘ:神仙寺道
ト:旧軍道?
※当初はヘを軍道と考えていましたが、急峻なうえ隘路で2tを超える高射砲、資材を運搬するのは不可能のため、Father様の推定するトを採用しました。
甲:高射砲陣地 丙:削平地 乙・兵舎 丁:建物?

20分程で「青谷道」登山口イに到着、舗装された登山道を10分程登ると左手に茶畑、「茶室静香亭」、「あけぼの茶屋」、「つくばね寮」等の休憩所が見えます。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 摩耶橋からの青谷道登山道入り口(兵庫)
▲青谷道登山道の入り口
 左側の坂道を登ります

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 つくばね寮(兵庫)
▲つくばね寮
 横断幕をくぐり直進します

50m程行くと左手にコンクリート製の急な階段があり、「上田道」ロ(赤色)に入ります。
かなり急峻な崩れそうな山道を右手に祠を見ながら登っていきます。

しばらく登ると「旧摩耶道」ハ(緑色)に接続、「←雷声寺を経て布引・行者茶屋を経て摩耶山→」の柱があるので左に進みます。
山道をかなり歩くと「←雷声寺、神仙寺通り・←学校林道を経て摩耶山上、市ヶ原」の柱があるので左に進みます。
摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 旧摩耶道(学校林道、東山山頂分軌)(兵庫)
▲「←雷声寺、神仙寺通り・←学校林道を経て摩耶山上、市ヶ原」の分軌
 ※右手から来たので左(写真手前)に進みます

10m程の「←東山尾根を経て労災病院方面」の柱を左に直進すると、正面に削平地Aの石垣擁壁が見えてきます。

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 旧摩耶道(東山山頂、雷声寺分軌)(兵庫)
▲「←東山尾根を経て労災病院方面」
 ※左の道を進むと正面に削平地Aの石垣擁壁が見えてきます

摩耶山(東山371高地)高射砲陣地 削平地A石垣 北から(兵庫)
▲削平地Aの北側にある石垣擁壁
 長660+360+600×高200㎝で石垣はコンクリートで固められています。


主要参考文献
『高射戦史』 (昭和53年 下志津(高射学校)修親会)

-WEBサイト-
高射砲陣地と防空砲台(Anti Aircraft Battery)

google地図
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楠公の霊地だ、断じて守れ

こんにちは。兵庫の歴史を調べていて検索中にこちらのページにたどり着きました。
六甲の山の中にこんなものが残っていたのですね。初めて知りました。
神戸は当時から需要な港湾でかつ造船所もありますので、それを守る対空砲があっても、なるほど不思議ではありませんね。
それにしてもこんな山中に立派な陣地を築いていたとは、当時の人達の苦労と気概がしのばれます。
近いうちに訪ねてみようと思っていますが、こちらのページには写真や図表も載せてあり、とても参考になりそうです。
思わずコメントさせていただきました。良いページです。ありがとう。

Re: 楠公の霊地だ、断じて守れ

みなと様、初めましてこんばんは。
拙ブログをお読み下さりありがとうございました。
拙ブログを読まれ軍跡を訪れる方が簡単に遺構に辿り着ける事を念頭に書いていますので、お褒め頂き嬉しく思います。

神戸にはその他にも大倉山や神戸港、藻刈、和田岬に陣地があったようですが、遺構が残っているのはこの摩耶山の物だけです。

神戸を護っていた高射第三師團隷下の高射砲第百二十三聯隊は首都圏を防衛する高射第一師團、名古屋地区重工業地帯を防衛する高射第二師團、同じく九州重工業地帯を防衛する高射第四師團に高射砲が優先配備される不利な状況下で少ない備砲をやりくりして近畿・中国・四国地方の広範な防備を担当、その苦労は計り知れなかったと思います。

陣地は行きやすいので是非訪れて見て下さい。

No title

こんにちは、はじめまして

 摩耶山にはうちの墓もあり、しょっちゅう行くので興味深く読みました。
私は以前、加西市の海軍鶉野飛行場跡地にて慰霊祭が行われたときに、上空から2機編隊で慰霊飛行を行ったことがあります。
 鶉野飛行場を上空からみると、はっきりとしたアプローチラインが残っており、当時のパイロットの目線がそのまま理解出来ます。
滑走路跡を何度かパスし、翼振れを行い敬礼ののち帰投しました。

 貴ブログは興味深く、また覗きに来ます。

では!

Re: No title

ひろ様
初めまして、こんにちは。
拙ブログをお読み頂き、ありがとうございます。

摩耶山の高射砲陣地は京阪神に遺る数少ない陣地のうちでも保存度が良く、必見ですね。
ただ、山道が整備されているとは言え行きにくいのが難点です・・・(^_^;)

姫路海軍航空基地(鶉野飛行場)は内陸にあり且つ練習航空隊でありながら異常な程の耐弾・地下施設が設営され、その殆どが遺っている稀有な航空基地でもあり、私も4回ほど踏査、周辺の付帯施設も含めほぼ網羅できたと思うのですが、まだ発表できていません。

最近は慰霊碑保存会の方が活動されており色々と発信されている様で何よりですが、多くの遺構が遺る神戸大学への不法侵入が後を絶たず、神大が全面立入禁止、全ての見学を断っているのは残念です。

また、不法侵入の様子をネットで公開しているのもたちが悪いです。
正攻法で許可を取っている側にとっては同好者とは言え迷惑な話しです。

話が脱線しましたが、鶉野は滑走路が遺っているので当時の様子を伺うことができて貴重ですね!
それを空から見られたとは羨ましい限りです!

今後共、宜しくお願い致します!
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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