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当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

姫路旅行 2日目

2日目は7:30に起床し、朝食を食べ、8:30にチェックアウトして出発します。
天空の白鷺(姫路城・修理)
~姫路城・修理施設「天空の白鷺」






陸上自衛隊 姫路駐屯地

【陸上自衛隊 姫路駐屯地 公式サイト】
【陸上自衛隊 姫路駐屯地史料館 公式サイト】
姫路駐屯地は騎兵第十聯隊、野砲兵第十聯隊、輜重兵第十聯隊の跡地に所在し、現在は第3特科隊、第3高射特科大隊、特科直接支援隊、高射直接支援隊、第347会計隊、第318基地通信中隊姫路派遣隊、第131地区警務隊姫路派遣隊、姫路駐屯地業務隊が駐屯、我が国の平和を護るため日夜厳しい訓練に励んでおられます。
また今回の東日本大震災を始め数々の災害派遣に出動、海外派遣などの国際貢献も行っています。

第3特科隊は近畿地方の駐屯地記念行事ではお馴染みのFH70榴弾砲を装備した部隊です。
記念行事では5門までしか見たことありませんでしたが、駐屯地の一角に格納された榴弾砲が多数並んでおり思わず感嘆してしまいました。

実は姫路駐屯地は前回の姫路旅行時に見学の予定だったのですが、当日発生した事故の影響で急遽キャンセルになってしまったので、5年越しの見学となりました。

まずは案内して頂く広報の方に挨拶をし、史料館を見学します。
史料館入口の砲弾(姫路駐屯地)
~史料館入口

玄関を入ると明治三十七八年戰役(日露戦争)で活躍した三一式速射砲が迎えてくれます。
三一式速射砲(姫路駐屯地)
~三一式速射砲
 以前は屋外展示でしたが、現在は室内で大切に保管されています。
 先日、車輪の塗装をされたようです。

こちらの史料館は建物もさる事ながら、展示品の量や質も充実しており非常に見応えがあります。
偉大な先人、先輩の遺徳・活躍を大切に伝える姿勢がヒシヒシと伝わってきます。
僕が今まで見てきた軍事関連の史料館でも上位に入り、個人的には1日中見学していられます。

展示は明治初期の歩兵第十聯隊の設置から大東亜戰争停戦までの姫路に置かれた陸軍部隊の変遷、戦歴、戦後の警察予備隊設置から現在までの姫路駐屯地の変遷が写真、地図、被服、兵器など豊富な史料により丁寧かつ簡潔に展示、解説されています。
軍服(姫路駐屯地)
~陸軍の軍服

騎兵 展示(姫路駐屯地)
~騎兵関連の展示

史料館全景(姫路駐屯地)
~展示模様

姫路駐屯地 展示(姫路駐屯地)
~姫路駐屯地関連(創成期)

姫路駐屯地 展示 (2)(姫路駐屯地)
~姫路駐屯地関連(特科関連)

姫路駐屯地 展示 (3)(姫路駐屯地)
~姫路駐屯地関連(国際貢献)

中でも本などで良く見る明治三十七八年戰役(日露戦争)時の旅順港全景写真ですが、原本はこちらの史料館が所蔵しており、國神社からも頂きたい旨の申し入れがあったほどの貴重な写真です。
また、大東亜戰争停戦時の「宮城事件」を鎮圧した田中静壱大将、拉孟守備隊長として40倍の新編支那国府軍相手に長期に渡り勇戦敢闘後玉砕を遂げた金光惠次郎少佐関連の展示も非常に貴重なものです。
本庄繁大将(姫路駐屯地)
~本庄繁大将

田中静壱大将(姫路駐屯地)
~田中静壱大将

金光惠次郎少佐(姫路駐屯地)
~金光惠次郎少佐

その他にも元軍人の方の御遺品、徽章、軍票類等豊富な史料が整然と展示されています。
軍票類 展示(姫路駐屯地)
~軍票類

展示に関しては広報室の方に一つ一つ丁寧に分り易く解説して頂き、歴史知識の乏しい同行者も理解できたと思います。
ひと通り見学後は自由に展示を見て回り、写真を撮りまくらしてもらいました。

続いて、外に出て駐屯地内に残る陸軍時代の建物を見学します。
兵舎や砲廠と思われる大型の建物数棟が現在も現役で使用されていますが、残念ながら最大の兵舎は近日中に取り壊されてしまうそうです。
輜重兵第十聯隊 建物オ 南東から(姫路駐屯地)
~輜重兵聯隊時代の建物

輜重兵第十聯隊 建物カ 南東から(姫路駐屯地)
~輜重兵聯隊時代の建物(兵舎)
 近日中に取り壊されてしまいます・・・

輜重兵第十聯隊 建物キ 南西から(姫路駐屯地)
~輜重兵聯隊時代の建物

野砲兵第十聯隊 建物ウ 北から(姫路駐屯地)
~野砲兵聯隊時代の建物

野砲兵第十聯隊 建物エ(砲廠) 南東から(姫路駐屯地)
~野砲兵聯隊時代の建物(砲廠)

他にも当時の記念碑、国旗掲揚台、歩哨舎、戦後の記念碑などがあちこちに点在しています。
輜重兵第十聯隊国旗掲揚台(建物カの北側)(姫路駐屯地)
~輜重兵聯隊時代の国旗掲揚台

野砲兵第十聯隊 歩哨舎(姫路駐屯地)
~野砲兵聯隊 歩哨舎

駐屯地の一角には「殉職自衛官慰霊碑」がありますが、同行者が「最近で殉職されたのはいつですか?」と聞いたところ、「平成18年2月22日に2名、事故で亡くなりました」とのことです。
平成18年2月22日・・・そうです、前回の姫路旅行の際に駐屯地見学が中止となった事故です。
同行者と共に慰霊碑に手を合わせ、亡くなられた2名を始め全ての殉職自衛官のご冥福をお祈りました。
殉職隊員慰霊碑(姫路駐屯地)
~殉職隊員慰霊碑

途中からもう1名の広報の方も加わり4名で雑談をしながら建物を見学、とても充実した楽しい一時を過ごすことが出来ました。

震災の救援や訓練で忙しい中、貴重な時間を割いていただき、僕の長い見学に付き合っていただいた2名の広報の方を始め姫路駐屯地の方、本当にありがとうございました。

次回は秋の記念行事に伺いたいと思います。

史料館見学については毎年11月開催の「創立記念行事」時に一般開放されますが、平日であれば事前予約でいつでも見学可能です。
ただし、あくまで国防施設であり観光地ではありませんので、自衛隊の都合により不可能な日もありますので最低2週間前には確認して下さい。
姫路に衛戍した帝國陸軍、姫路駐屯地の歴史に興味のある方、これから知識を深めようという方は是非こちらの素晴らしい史料館をお訪ね下さい。
きっと新たな発見があると思います。

姫路城大天守修理見学施設 「天空の白鷺」

【天空の白鷺 公式サイト】
城南駐車場に車を停め、姫路城に登城します。
菱の門(姫路城・修理)
~菱の門

りの一渡り櫓 (2)(姫路城・修理)
~特別公開の「りの一渡り櫓」

りの一渡り櫓(姫路城・修理)
~りの一渡り櫓内の具足

姫路城天守
~参考:修理前の姫路城
    
天空の白鷺(姫路城・修理)
~姫路城・修理施設「天空の白鷺」

「天空の白鷺」は事前予約が必要なので、昼食や移動の時間を考慮して13:00からの部に申し込みをしていました。
少し時間は早かったですが、大天守を覆うように建設された施設に入場しエレベーターで8階まで登ります。
ガラス越しに天守の5重目(最上階)の唐破風が見えます。
天守5階 屋根修理状況(姫路城・修理)

現在は屋根の修理のため瓦を剥がしているようですが、13:00は昼休憩直後になり早目に入ったこともあり作業員がなかなか現れません。
これから見学に行かれる方はこの時間帯は外した方が良いかもしれません。

しばらく待つと作業が開始されましたが、この日は西側の瓦を撤去する作業のようで、残念ながら南側に設置された見学施設からは見えにくいものでした。
天守5階 屋根修理状況 (2)(姫路城・修理)

それでも普段見る事ができない天守最上部を外側から眺めることができ、貴重な体験ができました。
遠くから見ると美しい姫路城も、近くから見るとかなり劣化しているのが良く分かりました。

続いて階段で7階に移動、天守4階の切妻破風が見えますが、こちらは残念ながら作業は無いようで誰もいてませんでした。
天守4階 屋根修理状況(姫路城・修理)

ここからはエレベーターで1階まで降り、打ち込みはぎで造られた天守の石垣を正面に見ながら施設を後にします。

天守は修理中ですが、3階までは通常通り内部を見る事ができます。
城内(姫路城・修理)
~廊下

城内 (2)(姫路城・修理)
~破風の裏側

見学を終え、同行者と駐車場周辺のお土産物屋をウロウロして姫路城を後にしました。
また修理が完了した頃に来たいと思います。

最後に昨日留守で見学できなかった第十師團長官舎(カトリック淳心会本部)の内部、裏庭を見学(要予約)させてもらいます。
※陸軍関連の詳細は後日まとめて報告します。

以上で今回の姫路旅行は全旅程を終了、帰路につきます。
今回も寺院、陸軍遺構、自衛隊、城郭と盛り沢山な内容でしたが、日常の全てを忘れ旅行を堪能、とても充実した楽しい2日間を過ごすことが出来ました。
お世話になった全ての方に感謝です!
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プロフィール

盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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