当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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軍艦「大和」の写真、発掘調査へ

ネットを徘徊していたところ、帝國海軍が誇った戦艦「大和」について興味深い記事を発見しました。






戦艦大和の写真、木付近に埋めた 南洋の島、発掘調査へ 2011/6/10(金)


 第二次世界大戦中、パプアニューギニアにあるブーゲンビル島に戦艦大和のフィルムとカメラを埋めたという証言から、これらを発掘調査しようと、鈴鹿市在住の花井錬太郎さん(70)ら県内外の五人が来月六日、十日間の日程で現地に向けて出発する。

 現地に向かうのは、平成九年に尾鷲市で亡くなった証言者の早川貢さんの友人で、同市出身で東京都在住の写真館経営、小川登朗さん(69)と、早川さんの戦友で広島県在住の松下正雄さん(85)、パプアニューギニア18会会長の花井さんらのほか、関係者を加えた計五人。

 故・早川さんは当時ブーゲンビル島の南端ブインの軍本部に所属し、軍命で戦艦大和の写真を撮っていた。米軍上陸の直前、フィルムとカメラを油紙に包んで弾薬用木箱に入れ、大古木付近に埋めたと生前証言していたという。小川さんと松下さんは平成十九年、発掘調査のため現地を訪れており、この模様は同年八月、テレビの報道番組「戦艦大和の幻フィルムを探せ」でも放映された。戦艦大和の実写真は軍事機密だったため、わずかしか残っていないという。

 今回の調査は二度目で、現地調査は五日間を予定。調査範囲も絞り込まれているが、六十六年前に埋められたフィルムとカメラが、果たして生還するか、関係者の年齢を考えると、最後の望みをかけた挑戦になるという。 (伊勢新聞


ブーゲンビル島と言えば、先史を少しでもかじった方ならおなじみの島です。
多くの我が軍将兵が散華したことから通称「墓島」(「ボ島」当時の名称ボーゲンビル島の頭文字から)と言われ、南東のガダルカナル島の通称「餓島」と並び称される激戦地です。
ちなみに、僕の大叔父もブーゲンビル島で散華してしまったため、個人的にはとても身近な島です。

昭和17(1942)年から始まる米豪遮断作戦の要地ガダルカナル島を巡る一連の消耗戦の前進基地として、中心航空基地のラバウルとガ島の中間にあるブーゲンビル島の南端のブインに同年7月(完成は10月)、航空基地が設営されます。
この周辺の陸海空の戦場において、彼我の消耗戦が繰り広げられ、国力で劣るわが国は次第に退勢に転じて行きます。

ブインと言えばこちらも超有名、聯合艦隊司令長官・山本五十六大将が前線視察としてこのブインに向かう途中で米軍のP38に襲撃され壮烈な最期を遂げた場所です。

ブインには海軍航空隊や第一次ソロモン海戦で有名な第八艦隊、他根拠地隊などの司令部が置かれていました。
記事中の「軍本部」と言うのが相変わらず軍事知識の乏しいいい加減な新聞記事なのでどの司令部(本部とは言わないと思うのですが?)を指しているか不明ですが、個人が記念に撮ったものではなく、海軍内のそこそこ大きな組織(艦隊規模)が記録として撮った可能性があり、公式に準じた写真と思われます。

大和や武蔵は南東方面の我が海軍の最大根拠地であるトラックに長期に停泊しており、その時の写真が不鮮明ながら複数残っていますが、それらより遥かに価値の高い写真と言えます。

ただし、出てきたらの話ですが・・・

曖昧な場所を何とか見つけ、万が一発見できたとしても弾薬函に入れたとは言え木製で、しかも埋められている油紙に包んだだけのフィルムとカメラが高温多湿の南洋の島で約70年間も無事でいるとは考えがたく、腐敗劣化して何か分からない固まりになっている可能性が高いと思います。

ロマン溢れる話なのですが、現実は厳しいような・・・

個人的には見れる形で発見されたら今世紀最大の発見と思うのですが。
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Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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