当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

大阪護國神社

護衛艦「やまゆき」の一般公開のあと、せっかくなので大阪護國神社に寄ってきました




拝殿

大阪護國神社には大阪府出身ならびに縁故の殉国の英霊十万五千余柱がお祀りされており、僕も最寄の護国神社ということで大祭に何度か訪れたことがあります。

今日は昨年、全国の護国神社に続々と寄進されている「あゝ特攻」の像ができたと言うこともあり、また今まで機会を逃していたHPに表示されている「宝物遺品館」の見学と合わせて訪ねました

まずは拝殿に進み、日頃の無病息災を感謝、国の行く末を祈念します。
「あゝ特攻」の像は拝殿のすぐ右側にありました。
ああ特攻

また今年は「坂の上の雲」がブームになっているので秋山好古、真之兄弟を模した大型の絵馬がありました。
敬礼が陸軍式と海軍式に描きわけられており、なかなかやるなぁと感心しました
絵馬

境内、慰霊碑の清掃をされていた勤労奉仕の方々に「ご苦労様です」と声をかけながら社務所に向かいます

社務所で神職に「宝物遺品館」の見学をしたい旨伝えると、一応見学できますが・・・的な何やら分が悪そうな口ぶりで「しばらくお待ちください」と言われしばらく・・・かなり待ちました

15~20分くらい待ち、「宝物遺品館」に案内されましたが・・・・
思わず絶句してしまいました

こっこここれは・・・・・
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?


大阪護國神社のHPによると
宝物遺品館
御祭神に縁り深い遺品、遺書などが展示され、尊い御遺徳を偲ぶことができる。
また戦争に関する書籍、出版物が多数納まっている。

となっていますが、そこは想像をはるかに超えた場所でした。
良いふうに超えたら良かったのですが、悪い方に超え・・・最悪なほうに超えてしまいました
( ゚д゚)ポカーン
3畳程の宝物遺品館は物置と化し、右側の壁面には神社の備品がうず高く詰まれ、左側には薄汚れたショーケースが1台突っ込まれています(置かれているではなく)

ショーケースの中には遺族や関係者から奉納されたと思われる英霊の御遺品が大半は封(御祭神の名前や遺族の名前の記された用紙)がされたまま乱雑に放り込まれ(これも並べるではなく)ています
しかも、その用紙も変色し、いつから放置されてるんや?というものだらけで、遺影や写真が飛び出しているものもあります

「保管」されてるならまだしも、「放置」されているに近い状態で、到底「展示」と呼べるものではありません
そこからは「尊い御遺徳を偲ぶこと」は到底できませんでした(遺品も遺書も物理的に何も見えない)。
最初に社務所で尋ねた時の神職の曖昧な返事の意味がこの場所を見て理解できました。

全国の護國神社をささえてきた遺族や戦友会の方が高齢になり、神社自体の維持管理が厳しく、遺品館も劣化、汚損しても修理、設備投資が資金的に難しいのも充分理解できます。
確かに靖国神社の遊就館のような施設が全国の護國神社にあれば良いのですが、資金面で到底不可能です。
だからといって大阪護國神社の状態は許されるものではありません。

僕は学芸員の資格を持っているので展示館の展示状態に厳しい目になりがちですが、各地の護國神社、自衛隊の展示室は資金の無い中で英霊、先輩の偉大な足跡や遺品等を守り伝えるための「努力」をしています。

「大阪護國神社 宝物遺品館」は今まで見てきた資料館で最低だった「軍艦利根資料館」(広島県江田島市、状態は悪いながらも「展示」されている)を軽く引き離してダントツの最低です。

護国神社は戦争で国に命を捧げた方々を祀っています。
天寿を全うし家族に見守られながら亡くなった方とは違い、誰にも見とられることなく敵弾に倒れ、あるいは国を護るため大切な人を護るため自らの命を捧げ、あるいは終戦後の理不尽な裁判で処刑された方々をお祀りしています。
祖父母や父母、夫や妻、兄弟姉妹など大切な家族が戦死に際し遺していった大切な遺品を遺された家族は「護国神社なら、大切に保管、維持管理してくれる」と思い奉納しています。
そういった思いの込められた遺品が、あのような状態で放置されていたらどう思うでしょうか?

僕は思わずあの状態を見て、呆れや怒りより悲しい気分になってしまいました

戦後わが国は未曾有の繁栄を遂げましたが、その影で祖国の礎となった英霊たちは忘れられ、戦後蔓延した悪しきサヨク思想により英霊を悪く言う風潮さえあります。
国のために命を捧げた方々を祀る靖国神社に国の代表である総理大臣が参拝せず、海外で戦死された方々の遺骨が帰国できずに多く放置されている現状を見ると、これは大阪護國神社だけの問題ではなく、国のために戦争で亡くなった英霊をないがしろにしてきた国の責任でもあると思います。
大阪護國神社の宝物遺品館のような状態が早く改善される世の中が来ることを切に願います。

現在の平和が尊い英霊たちの犠牲の上に成り立っていおり、今を生きる我々は英霊に感謝する事を決して忘れてはなりません。
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Re: No Title

はじめまして、こんばんは。
この半年後の10月にも参拝し、宝物遺品館の見学を申し込んだのですが、「今・・・行事が色々ありまして・・・物を置いてるので・・・開けてないんです」と断られました。
=前回と同様(と思われる)の状態?
その後、確認していないのですが、例大祭等で訪れた際に遺品館を見たいと思うのですが、常に鍵がかかっています(遺品館とは明示されていません)。
ちなみに場所は拝殿に向かって右にある奉安殿に付属(入口の左手の扉)しています。

展示ができないのであれば他の護國神社には遺品館が無い場所もあるので、一層の事「ありません」としてご遺品は拝殿内に奉納したら良いと思うのですが・・・

> 現在でもそのような感じなのでしょうか。
恐らく未だ物置化していると思われます。

私もブログに記したように非常に悲しく思います。
次回、例大祭などで訪れた際に確認して、改善されていないようでしたら國神社をはじめ関係諸氏の改善を促してみようと思っています。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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