当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

中部方面隊創隊51周年・伊丹駐屯地創立60周年記念行事

本日は陸上自衛隊・伊丹駐屯地で開催された、関西方面最大の「中部方面隊創隊51周年・伊丹駐屯地創立60周年記念行事」に行ってきました。

観閲行進 (3)(伊丹駐屯地)
▲観閲行進する第33普通科連隊(津)の軽装甲機動車






陸上自衛隊中部方面隊は、第3師団、第10師団、第13旅団、第14旅団を隷下とし近畿、中部、中国、四国2府19県の防衛を担当し、日夜我が国の平和を護ってくださるとともに、災害に際しても大活躍の大阪府民として非常に頼れる存在です。

朝、7:50に出発、8:20に前職のホームセンターの駐車場に駐車します。
平日は9:30開店ですが、休日は9:00開店となるため、この時間なら駐車場は開いています。
ちなみに伊丹駐屯地は狭隘で一般用の駐車場は無いので、車で来場の際は近隣の駐車場を借りるしかありません。

ホームセンターから歩いて10分、いつもの正門に到着します。
熱心なファンが既に50名程列を造っているので、最後尾に並んで待っていると8:50頃に開門しました。
今年は荷物検査がかなり厳重に行われ、なかなか列が進みませんでした。

伊丹駐屯地は一般席がかなり多く用意されており、席もひな壇状にせり上がっているためゆっくり歩いても正規の開門時間に入れば充分に席は確保できます。
今年は例年設置される、ひな壇前のパイプイスが無くなっており、ひな壇のみになっていました。
一般席を簡単に説明すると
・一般席(東側)・・・ひな壇+パイプイス。招待者席とグランドを挟んで対面になるため、記念行事は観閲部隊の背後からの見学。観閲行進は1/3程が退場口(グランド南西隅)から出てしまう。訓練展示は全体が見れる。
全体が見渡せるひな壇の上部が人気。

・一般席(南側)・・・地面。記念行事は横から見学。観閲行進は場所によっては真正面に見える。ただ、警備の隊員が目の前に立つ事があるので注意が必要。訓練展示は敵陣の背後になるので友軍の攻撃が正面から見えるが、敵陣地に建物等が構築、装甲車が配置されると全く見えない。

今年は1人で行ったので、去年同様に南側の地面席を確保しました。
毎年、甚大な砂埃に悩まされる伊丹ですが、今年は前日の大雨で殆ど埃が立ちませんでした。
その代わり地面がぬかるんでいたため、地面席はビニール系敷物か折り畳みイスが無い人は苦労していました。

今日は1人で来たので模擬店は見るだけにし、人の少ないうちに装備品展示を見学します。
今年は震災の影響もあってか例年より災害救助関係の装備品が多く展示されており、また関心も集めていました。
野外入浴セット(伊丹駐屯地)
▲被災地で大人気の野外入浴セット「六甲の湯」

野外入浴セット (3)(伊丹駐屯地)
▲野外入浴セットのシャワー

野外炊飯具(伊丹駐屯地)
▲被災地で大人気の最終兵器「野外炊飯具」

浄水セット(伊丹駐屯地)
▲浄水セット

油圧式カッター(伊丹駐屯地)
▲油圧式カッター

破壊構造物探索機(伊丹駐屯地)
▲破壊構造物探索機

エンジン式削岩機(伊丹駐屯地)
▲エンジン式削岩機

捜索用音響探知機(伊丹駐屯地)
▲捜索用音響探知機

チェーンソー(伊丹駐屯地)
▲チェーンソー

カッターリフレクタ・ジャッキ(伊丹駐屯地)
▲カッターリフレクタ・ジャッキ

ピストン式破壊工具(伊丹駐屯地)
▲ピストン式破壊工具

捜索用投光機・レスキューリュック(伊丹駐屯地)
▲捜索用投光機・レスキューリュック

携帯式便所(伊丹駐屯地)
▲携帯式便所

席に戻って待っていると10:20になり観閲部隊が入場してきます。
伊丹駐屯地は敷地が狭いので、しかも方面隊なので、人数も約1,000名と多く隊員の方々の動きが間近で見ることができ何時もながら迫力があります。
観閲部隊入場(伊丹駐屯地)

続いて観閲部隊指揮官・第3師団副師団長 白井純夫陸将補が入場、最後に観閲官・中部方面総監・荒川龍一郎陸将が自動車で入場し登壇、最後に国旗が入場し国旗に対して敬礼が行われます。
今年は式典開始前に英霊となられた殉職自衛官の方々に対し黙祷が捧げられました。
式典は部隊巡閲、観閲官式辞、来賓祝辞の順に進みます。
国旗登壇(伊丹駐屯地)
▲国旗登壇

部隊巡閲(伊丹駐屯地)
▲観閲官・中部方面総監・荒川龍一郎陸将による部隊巡閲

今年の来賓の祝辞は大阪府知事代理・木村副知事による橋下知事の祝辞代読、大阪防衛協会会長・井上礼之ダイキン会長のみでした。
井上会長の「国家は戦争に負けても滅ぶ事は無いが、精神が廃れた時に滅ぶ。我々国民一人一人が自分の国は自分の力で護ると言う気持ちを育てなければならない。」と言う件は本当にその通りだと思います。
井上会長は毎年、実に身のある良い話をされます。
どこぞの民主党のセンセイ方とはえらい違いです。

続いて「観閲行進」が行われます。
まずは第3音楽隊・中部方面音楽隊の混成音楽隊が入場、中部方面隊創隊50周年記念に合わせて作曲された「かけがえの無い大地」に合わせ、中部方面隊の管轄する中部、近畿、中国、四国地方の2府19県の県旗を掲揚した車両行進が行われます。

続いて曲が「分裂行進曲」に代わり観閲部隊指揮官・白井純夫陸将補及び幕僚が乗車の装輪装甲車を先頭に第3師団第7普通科連隊(福知山)を先頭に徒歩行進が行われます。


観閲行進(伊丹駐屯地)
▲観閲部隊指揮官・白井純夫陸将補及び幕僚が乗車の装輪装甲車

さらに第13旅団第17普通科連隊(山口)が続き、第10師団第10偵察隊(春日井)を先頭に車両行進が行われ、第14旅団第14偵察隊(善通寺)のバイク・偵察警戒車、第10師団第33通科連隊(津)の軽装甲機動車、第14旅団第15普通科連隊(善通寺)の高機動車、第3特科連隊(姫路)の155mm榴弾砲、第8高射特科群(小野、姫路)の03式中距離地対空誘導弾、中部方面情報隊(伊丹、高島)の各種レーダー、中部方面通信群(伊丹)の通信車、中部方面後方支援隊(京都)、中部方面衛生隊(伊丹)の野外手術システム、中部方面会計隊(伊丹)のトラック、第6施設群(豊橋)と続き、最後に第10戦車大隊(今津)の74式戦車が殿を務めました。
そして、最後に陸上自衛隊のヘリコプターを中心に海上自衛隊の1機を加えた計13機のヘリコプターが上空を通過して行きました。

いつもながらに140両の車両による勇壮な観閲行進は迫力があり圧倒されました!
観閲行進 (2)(伊丹駐屯地)
▲第17普通科連隊(山口)

観閲行進 (3)(伊丹駐屯地)
▲第33普通科連隊(津)の軽装甲機動車

観閲行進 (4)(伊丹駐屯地)
▲第8高射特科群(小野、姫路)の03式中距離地対空誘導弾

観閲行進 (5)(伊丹駐屯地)
▲中部方面情報隊(伊丹、高島)の各種レーダー

観閲行進 (6)(伊丹駐屯地)
▲中部方面衛生隊(伊丹)の野外手術システム

観閲行進 (7)(伊丹駐屯地)
▲第10戦車大隊(今津)の74式戦車

観閲行進 (8)(伊丹駐屯地)
▲ヘリコプター

続いて「訓練展示」の開始です。
今年は去年に続いて模擬戦が行われました。
内容は
敵部隊が河川を前に橋梁を占拠

友軍はバイク、OH-1による偵察
バイク偵察(伊丹駐屯地)
▲バイクによる偵察

OH-1偵察 (2)(伊丹駐屯地)
▲OH-1による偵察

地上部隊(徒歩・軽装甲機動車)の前進を阻害する敵部隊・敵機に対し迫撃砲、近距離地対空誘導弾により勢力を暫減
120mm重迫撃砲による敵陣砲撃(伊丹駐屯地)
▲120mm重迫撃砲による敵陣砲撃

93式近距離地対空誘導弾による敵機除外(伊丹駐屯地)
▲93式近距離地対空誘導弾による敵機排除

ドーザによる浅瀬渡渉場所確保しつつ地上部隊は逐次前進
75式ドーザによる河川渡河(伊丹駐屯地)
▲75式ドーザによる河川渡渉準備

徒歩部隊前進(伊丹駐屯地)
▲徒歩部隊前進

榴弾砲、戦車の支援によりさらに前進し敵陣を占拠
榴弾砲支援射撃(伊丹駐屯地)
▲榴弾砲支援射撃

戦車による支援射撃(伊丹駐屯地)
▲戦車による支援射撃

敵陣地突入(伊丹駐屯地)
▲敵陣地突入

去年は戦車、榴弾砲の空砲射撃はビデオ音声のみでしたが、今年は機関銃の空砲乱射とともに戦車・榴弾砲の空砲射撃も実施されました。
やっぱり空砲射撃は迫力があります!

式典・訓練展示終了後は装備品展示の続きを見て、音楽演奏・太鼓演奏を鑑賞し、資料館を見学して開放時間ギリギリまで過ごし駐屯地を後にしました。
近距離用無人偵察機(伊丹駐屯地)
▲近距離用無人偵察機

第3音楽隊(伊丹駐屯地)
▲第3音楽隊

三施太鼓(伊丹駐屯地)
▲三施太鼓

十戦太鼓(伊丹駐屯地)
▲十戦太鼓

中部方面音楽隊(伊丹駐屯地)
▲中部方面音楽隊

大阪府下に暮らす僕にとって今年もまた自衛隊に対する信頼、感謝の気持ちがさらに深まった一日となりました。
自衛隊のみなさん今日も一日ありがとうございました。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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