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当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
それ以外の記事も混在しているので、左欄「カテゴリー」からお進みください。●●文字数調整●太平洋戦争●
なお、紹介する軍跡は資料不足から漏れ・誤認等もあると思いますのでお気付きの点があれば、ご教示頂ければ幸いです。

レッドクリフ Ⅰ

先ごろ、Ⅱの劇場公開に合わせてテレビで放送したのを観ました
賛否両論あったので予想はしていたのですが、これほどまでとは・・・

呆れて書く気にもなりませんでしたが、いち三国志好きとして放置は良くないと思い筆を執りました





一言で言うと何だこれ?です
視聴開始:座イスに座って、テレビに正対し「観賞」する態勢
・・・曹操の南征に対して孔融が反対し処刑される場面から始まり、細かい場面の挿入に期待感を膨らませます
30分経過:寝転がってぼけ~っと「見る」
1時間経過:パソコンをつけて「横目で見る」
1時間半後:パソコンの文字サイトを読みだし、「テレビの音を小さくする」
2時間後:テレビはほとんど「見ず」にパソコンに集中する
映画終了:映画が終わったかどうかも分からずテレビがただついている
こんなの三国志じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
最初の孔融の処刑場面だけが見どころでした

この映画の原作は何の「三国志」なのでしょう?
まず話がメチャクチャで、『正史』にも『演義』にも即してません。
民間伝承か何かが原作なのでしょうか?
解説には「ジョンウー監督の独自の解釈を加え・・・云々」とありますし、映画なので主役の周瑜が演義に反して良い者であったり、本来出番の無い関羽や小喬、孫夫人(孫尚香)といった女性陣に活躍の場があってもそれはそれで良いと思います。

ただ、展開が我々が知る赤壁前夜の物とまったく別物と言うのは納得がいきません
「三国志」の映画で我々が期待するものは、もちろん監督の脚本もありますが、「三国志」である以上その場面場面における武将達の活躍です。しかし、この映画は所々見せ場が出てきますがどれも中途半端で、萎えてしまいます

まず博望坡の戦い、新野の戦いはありません・・・ここで諸葛亮の活躍は半分なくなります
長坂の戦いはありますが、この場面最大の見せ場である趙雲の一騎掛けが、趙雲の前に立ちふさがった魏の将が出てこないこともあり、趙雲×兵卒と規模が小さく中途半端
趙雲の足手まといになるのを恐れた糜夫人が井戸に投身自殺する涙を誘う場面が、単に糜夫人が力尽きて死んでしまう
さらに続く張飛が一喝で曹操軍を追い返す場面はありません
それどころか、本来劉埼に援軍を要請に行っているはずの諸葛亮、夏口に援軍を要請に行っているはずの関羽が現れて劉備軍と曹操軍の決戦?が有ります・・・趙雲、張飛の活躍半減
しかも、劉備陣営の武将がなぜか武器ではなく、体術で戦うのには呆れました

その後、夏口と思しき場所に劉備軍が駐屯しますが、劉埼は登場しません
そして曹操が劉を降し荊州を領有する下りはなく、唐突に蔡瑁と張允が配下に加わります

同盟を締結すべく諸葛亮が単身呉に乗り込んで行きますが、呉の文官たちとの舌戦はありません・・・この映画での諸葛亮の活躍、なくなる

甘寧を模した甘興なる人物が出てきますが、ここまでハチャメチャな話ならワザワザ架空にする必要性が全く感じられません

同盟を締結した劉備、孫権ですがなぜか劉備軍が紫桑の孫権軍に合流・・・その後の諸葛亮と周瑜の知恵比べの場面が破綻

曹操が赤壁の陽動作戦として陸上戦を仕掛ける・・・完全架空の戦いで、この戦いの意味が分からない
ここで八門金鎖の陣(八卦の陣)が登場する映画予告でこの陣が登場したので、てっきり徐庶×曹仁の戦いも描かれてると勝手に想像していたのですが・・・何だかなぁ

と、ここで映画は終わります。

以上おかしな点を大まかに書きましたが、細かい点はさらに無数にあります
「三国志」を知らない人が見るとそれなりに簡潔なので面白い?かも知れませんが、いち三国志好きとしてはこの映画の評価が異常に高い理由がまったく分かりません
今まで色々な三国志の映画を見て来ましたが、間違いなく最低ランクの脚本です
これは三国志ではなく、「大陸のムカシムカシの話・・・」と言うほうが良いでしょう・・・

三国志、舐めんな!!
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プロフィール

盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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