当ブログは主に「帝國陸海軍関連の軍跡(遺構・戦跡・石碑など)」・「英霊顕彰施設」を紹介していますが、
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名古屋城、木造復元は342億円

以前、名古屋市の河村市長が「名古屋城を木造で復元する」と発言した記事を書きました。
その続報です。
名古屋城大天守(外観復元)






現コンクリの名古屋城天守閣、木造再建めぐり議論 2012年2月20日


 名古屋城天守閣の木造再建の是非などについて話し合う「名古屋城の将来を語る市民大討論会」が19日、名古屋市三の丸の市公館で行われた。

 会場からは「名古屋の誇りとして再建してほしい」と声が上がる一方、市は更地に木造で再建した場合、342億円の建設費がかかるとの試算を初めて示すなど、実現には課題も山積していることが明らかになった。

 討論会は、木造再建に意欲を見せる河村たかし市長の意向を受けて開かれ、市長や有識者、事前に傍聴を申し込んだ市民ら約160人が参加した。

 市は冒頭、焼失前の天守閣を記録した実測図に忠実な再建を想定し、昨年度に行った調査結果を発表。復元には、一般的な木造家屋200軒分に当たる4900立方メートルの木材が必要で、工事には12年間かかるとした。また、現在ある鉄筋コンクリート製の天守閣は、市民からの寄付2億円を含む6億4000万円を投じて1959年に建設されたものであることを説明した。

 建築学や観光学を専門とする大学教授ら6人によるパネルディスカッションでは、「再建に使えるような大径木(直径60センチ以上)が市場には出回っていない」「観光を考えるなら耐震化やバリアフリーについて検討することが必須」といった意見が出た。

 会場の市民からは、「世界遺産になるのも夢ではない」と復元に賛成する意見がある一方、「多額の資金がかかる上、課題が多すぎる」と反対する声も上がっていた。

 市民経済局によると、新年度予算では、現存する天守閣の耐震化などを前提とした整備課題調査費用として1000万円が盛り込まれているが、木造再建に向けた具体的な調査費は計上されていない。(読売新聞



名古屋城「天守閣木造復元」など議論 市長、市民ら将来像語る 2012年2月20日


 河村たかし市長の呼び掛けで実現した「名古屋城の将来を語る市民大討論会」が19日、名古屋市中区三の丸3の市公館で開かれた。河村市長が提唱する天守閣の木造復元や城下町「金シャチ横丁」の実現について、公募で集まった市民や有識者200人が議論を交わした。

 名古屋城は1610年、徳川家康が築城を命じ2年後に完成した。1945年、太平洋戦争の空襲で天守閣が焼失し、59年に鉄筋コンクリート造りの天守閣が再建された。

 河村市長が「尾張名古屋のアイデンティティー」として推進する天守閣の木造復元は、市の試算では300億円の費用がかかる。市長は「1000年、2000年使うなら精神性も考慮すれば安いもん。住民投票で決めるのもいい。他の選挙と一緒にやれば金もかからない」と持論を展開した。

 市民からは「数百億円かけるなら、名古屋城の世界文化遺産への登録も考えてほしい」などの意見や「高齢者でも見学しやすいよう城の周囲にモノレールを設置してほしい」などの要望があった。(中日新聞


名古屋城の木造復元には342億円がかかるそうです。
伊予・大洲城が木造復元に16億円かかったそうですが、さすが御三家筆頭、床面積が我が国最大の城郭だけあり桁が違いました!

「尾張名古屋は城で持つ」と言われるように、名古屋城は全国の城郭でも群を抜いて立派な物であり、別格でした。
僕も2度ほど名古屋城を訪れましたが、鉄筋とは言え天守の巨大さに圧倒されました。

現在、名古屋城では本丸御殿の復元が進んでいます。
天守の復元となると、記事にもあるように非常にハードルが高いと思いますが、城郭ファンとしては是非とも実現して欲しいところです。
木造であの巨大な天守・・・考えただけで興奮します!

市長も言われているように、「1000年、2000年使うなら精神性も考慮すれば安いもん」だと思います。
熊本市は熊本城の整備復元に力を入れ、現に観光客が増加しています。
交通の便も良く、熊本よりはるかに行きやすく、名物もたくさんある名古屋で、世界最大級の木造建築は我が国の建築技術の高さを証明するとともに、間違い無く観光の目玉となるでしょう。
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天守閣よりやるべき事が

天守閣は要りません! 名古屋市のあらゆる施設の維持管理すら財政難で出来てない現状があります。 各区の図書館等の文化施設は一番被害を受けてます。 私は名古屋城を見ながら育ちましたので、愛着と誇りがありますが、河村市長は、長期的なビジョンを考える人では無いです。 名古屋城の歴史を考えると、本丸の櫓等の復元と、正門等の門を復元し、徳川美術館と連携して、尾張徳川美術館にしたらいいと考えます。
昭和初期状態です。

Re: 天守閣よりやるべき事が

ミッチー侍様、こんばんは。

確かにご意見はごもっともかと思います。
ただ、財政難はどこの自治体も同じであり、その中でいかに城郭を復元するための機運を盛り上げ、資金を捻出・調達する方法を考え、さらにその後の観光に繋げるのも市長の役目とも言えます。
熊本市は長期的な展望を持ち熊本城の復元整備を行ない成功を収めています。

財政難だから一切の議論もしないでは話が進まないので、それだけの大事業は分けて考える方が良いか思います。

確かに現状鉄筋であれ存在する天守・小天守よりも、空襲で消失した東北隅櫓や大手門の復元の方が優先されるかも知れませんね。
いずれにせよ、名古屋城の天守が木造で復元されればさぞ壮観だと思います。
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盡忠報國

Author:盡忠報國
大阪在住、遂に40代になってしまった男児です。

 明治開国以降、幾多の国難に立ち向かった先人達。
 光輝ある精強・帝國陸海軍が各地に築いた国防・軍事施設、そして祖国の弥栄を願い悠久の大義に生きた殉国の英霊の志に触れるべく訪問した顕彰・慰霊施設を紹介するとともに、戦後歪められた先人達、国軍・軍人の名誉を回復する事を目指し記述しています。

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